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デイヴィッド・サンボーン ライブ・アット・モントルー 1984

名アルト・サックス・プレイヤーとして名高いデイヴィッド・サンボーンの絶頂期のライブをお届け。
  バイオグラフィー

191ch 9月12日(月) 深夜1:25

収録日/1984年7月18日

収録場所/スイス・モントルー

インタビュー映像:
アブドゥーラ・イブラヒム

 

 1975年にソロ・アルバム・デビュー以来、その独特なトーンと搾り出すようなフレイズで人気を博し、一聴してそれと解るサウンド・アイデンティティを確立したデイヴィッド・サンボーン。
 “サンボーン節”として多くの後続のプレイヤーに真似されるほどそのプレイ・スタイルは印象的だ。彼ほど、現在のジャズ界を代表するアーティストとして必ずその名があげられる人物はいるだろうか? そんな、人気アルト・サックス・プレイヤー、デイヴィッド・サンボーンの代表的なライブ・パフォーマンスの一つが、1984年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏だ。
 折しも、このフェスティバルに出演するためのヨーロッパ・ツアーは彼の代表作、「ストレイト・トゥ・ザ・ハート」の発表に伴って組まれたものであった。このアルバムはソロ・デビューから10年を経た彼の集大成的な選曲によるスタジオ・ライブ作品として企画され、ライブ・パフォーマンスの実力が遺憾なく発揮された内容で、大きな反響と好セールスを記録し、85年のグラミー賞ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンスにも輝いている。
 この作品の高評価とツアーの成功を収めた1984年という年は、デイヴィッド・サンボーンにとってそれまでのポップ寄りな人気に加え、ジャズ・シーンでの実力を世間に知らしめる大きな一歩を踏み出した一年となった。正に、人気と実力が頂点に達した時期と言える。
 今回番組でお届けする84年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏には、その代表作、「ストレイト・トゥ・ザ・ハート」の主要メンバー、ギタリストのハイラム・ブロック、ドラマーのバディ・ウィリアムスのほか、ベースにはトム・バーニー、キーボードにラリー・ウィリスといった名サポート・メンバーが参加。
 更に、スペシャル・ゲストとしてリッキー・リー・ジョーンズが登場し、サンボーンと名曲「枯葉」を共演するという見逃せない(聞き逃せない)珍しいシーンも含まれている。そして、日本でもおなじみの今は亡き人気ギタリスト、ハイラム・ブロックの溌溂としたギター・ワークをサンボーンの絶頂期とともに懐かしさを込め、存分に楽しめる映像だ!
 今なお不動の人気と実力を誇る、名アルト・サックス・プレイヤー、デイヴィッド・サンボーンの大きな転機となった時期の最高のライブ・パフォーマンスをご堪能ください。

 

♪出演/David Sanborn(Sax)、Larry Willis(Key)、Hiram Bullock(Gtr)、Tom Barney(B)、Buddy Williams(Dr)、Rickie Lee Jones(Piano, Vo)

♪OA曲目/Hideaway、I Told U So、Straight To The Heart(with Rickie Lee Jones)、Guitar Solo、Rush Hour、Piano Solo、Morning Salsa、Smileほか

  ディスコグラフィー

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1.「テイキン・オフ」(1975年作品)
2.「ストレイト・トゥ・ザ・ハート(ライヴ!)」(1984年作品)
3.「アップフロント」(1992年作品)
4.「タイムアゲイン」(2003年作品)
5.「ヒア・アンド・ゴーン」(2008年作品)

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