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エタ・ジェイムズ ライブ・アット・ザ・ハウス・オブ・ブルース 2001
デビューから半世紀を経て、今再び注目を浴びる女性シンガー、エタ・ジェイムズの熱気溢れるステージをお届け!
バイオグラフィー |
収録日/2001年 収録場所/アメリカ ロサンゼルス ハウス・オブ・ブルース |
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2009年1月のアメリカ・オバマ大統領就任祝賀パーティーで代表曲「アット・ラスト」が夫妻のダンス曲に選ばれ、日本でも同年夏に、主人公としてクローズ・アップされた映画『キャデラック・レコード 〜音楽でアメリカを変えた人々の物語〜』が公開されるなど、ますます再評価が高まるエタ・ジェイムズ。
彼女が音楽界に大きく羽ばたくチャンスを与え、R&Bやジャズの一時代の方向性を決定付けるほどの記録を残したレコード会社「チェス・レコード」の黄金時代を描いたこの映画は、音楽ファンの間でも大きな話題となり、所属した歴代のアーティストの苦悩と喜びが織りなす凄まじい人間模様が多くの人々の感動を呼んだ。単なるシンガーとしてだけでなく、彼女の生きざまは、その映画でエタ役を演じたビヨンセをはじめ、彼女への敬愛を公言するクリスティーナ・アギレラなど、多くの若い女性シンガーたちにも大きな影響を与えている。
今回お届けするコンサート映像は、2001年、ロサンゼルスのハウス・オブ・ブルース(The Los Angeles' House of Blues)で収録されたもの。エタ・ジェイムズの64回目の誕生日を数週間後に控え、彼女を慕う多くのファンで埋め尽くされた満員の会場は、彼女の熱唱と共に燃え尽くされるような熱気に覆われた。
エタの長年のレパートリー、「アイド・ラザー・ゴー・ブラインド」、「サムシングス・ガット・ア・ホールド・オン・ミー」や、代表曲の「アット・ラスト」は勿論のこと、R&Bの代名詞、アル・グリーンの名曲「ラブ・アンド・ハピネス」に「テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァー」。
このライブの聴き所でもある異色のナンバーで、多くのアーティストにカバーされているランディ・ニューマンの傑作、「ユー・ キャン・リーヴ・ユア・ハット・オン」に加え、映画『イージー・ライダー』でおなじみの「ワイルドで行こう(Born To Be Wild)」、スタンダードの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」までと多彩な構成。
ジャズ、R&B、ロックなどの様々なジャンルからの選曲は、あらゆる体験を乗り越えて来た彼女の苦悩と喜びの人生の全てと重なり、バラエティに富んだオリジナリティ溢れるショーとして昇華されたパフォーマンスになっている。全ての音楽ファンにお勧めする、彼女の熱気溢れる最高のステージだ。
ディスコグラフィー
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1.「Miss Etta James The Complete Modern & Kent Recordings」(1955-1961年録音) ※ピーター・バラカンさんの今月お勧めCD |
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