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ローランド・カーク ライブ イン ’63 & ’67

サックスやクラリネットなど複数の楽器を吹きこなす奇才ローランド・カークの演奏を捉えた貴重な映像!
  バイオグラフィー
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収録日/1963年、1967年

インタビュー映像:
カナダの15歳の
女性ジャズ・シンガー
“ニッキ”

ディスコグラフィー

 

 モダン・ジャズ・ムーブメント以降の60年代及び70年代を通して、最も印象的なジャズ・サキソフォーン奏者の一人として多くの人々の記憶に残るアーティスト、ローランド・カーク。同時に複数のサックス類を演奏する姿があまりにも象徴的であり、曲芸のような風情ゆえに敬遠する輩も当時決して少なくはなかったと言われるが、そのサウンドにひとたび触れれば、人々は決まって彼の音楽に惹きこまれてしまうほどの圧倒的な魅力を持っていた。ジャズの本質を踏まえながらも、あらゆる音楽の要素を取り入れたこの超個性的なプレイヤーを、音楽のカテゴリーなどで括ることほど愚かなことはないのかもしれない。代表作は『ドミノ-Domino』(1962年)、『溢れ出る涙-The Inflated Tear』(1968年)など。

 番組でお届けする映像は、折りしも彼の2つの代表作に隣接する、2つの重要な時期に及ぶ3つの演奏風景。多様な感性と並外れた一人多重奏の妙技は必聴、必見。音楽の常識が見事に裏切られる、素晴らしい演奏だ。

 

♪出演
ラサーン・ローランド(Tenor Sax, Manzello, Stritch, various flutes and whistles)
‹ライブ '63›
ジョルジュ・グルンツ(Piano)、ガイ・ペデルセン(Bass)、ダニエル ユメール(Drums)
‹ライブ '67›
ロン・バートン(Piano)、ニールス・へニング・オルステッド・ペデルセン(Bass)、アレックス・ライエル(Drums)

♪OA曲目
Moon Song、Lover、Three For The Festival、Yesterdays、Milestones、Bags' Groove、Lover Man、There Will Never Be Another You、Three For The Festival、Blues For Alice、Blue Rol、The Shadow Of Your Smile ( Theme from The Sandpiper)、Making Love After Hours、NY Theme

  ディスコグラフィー

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1.「ウイ・フリー・キングス」(1961年録音)
2.「I TALK WITH THE SPIRITS」(1964年録音) 輸入CD
3.「溢れ出る涙」(1967年作品)
4.「ヴォランティアード・スレイヴリー」(1969年作品)
5.「ブラックナス」(1971年録音)
6.「ローランド・カーク伝―溢れ出る涙」(単行本)
   ジョン・クルース(著),林建紀(翻訳)
   河出書房新社(2005年 出版)

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