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ルイ・アームストロング ライブ イン '59
モダン・ジャズ以前のジャズがこんなに素晴らしい音楽だったとは!
収録日/1959年 収録場所/ベルギー |
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ジャズ界の巨人、ルイ・アームストロングがJAZZ FILEに登場! 19世紀作の〈聖者の行進〉や〈セントルイス・ブルース〉、〈ベイズン・ストリート・ブルース〉、〈タイガー・ラグ〉といった1910年代の作品、30年代の〈サボイでストンプ〉まで、ビバップ以前のスタンダードのオン・パレード。そしてアンコールはシャンソンのあんな曲が…まるで漫談風の歌合戦、サッチモことルイ・アームストロングの真骨頂、エンターテインメントなステージが炸裂!
ルイ・アームストロングは1901年ニューオリンズに生まれ、1971年NYで死去。12年にピストル発砲事件を起し逮捕された彼は、収容先のバンドに入り、さまざまな楽器を習得。出所後は音楽を生業とし、いろいろなバンドを渡り歩いた。キング・オリバーを師と仰ぎ、オリバーがシカゴに移住した後はその後任としてキッド・オリーのバンドに参加。22年にはオリバーの招きでシカゴに進出。24年にはフレッチャー・ヘンダーソンの誘いでNYに旅立つ。その間NYの多くのプレイヤーが彼の奏法に影響される。25年にシカゴに戻った彼は自己のコンボ“ホット・ファイヴ”を結成、29年にはコンボをビッグバンドに発展させる。その後シカゴ、NY、LAを行き来しながら、複数のバンドに参加、数多くの録音を残す。30年代には欧州にも楽旅。帰国後は、39年から40年にかけてNY“コットンクラブ”に出演。そして満を持して47年“サッチモ・オールスターズ”を結成。映画出演や歴史的なボストン・シンフォニー・ホール・コンサートを行う。64年の〈ハロー・ドーリー〉はビートルズを抜いてチャートNo.1に輝き、68年の〈ホワット・ア・ワンダフル・ワールド〉も世界的大ヒットとなる。60年代後半から体調を崩し、71年に帰らぬ人となる。
今回はトロンボーン、クラリネットにリズム・セクション、そしてゲスト・ヴォーカルによる59年のライヴ。楽しさ満点のステージを是非お見逃しなく!
♪OA曲目
Stompin' At The Savoy、St.Louis Blues、When The Saints Go Marching In 他