The 56th GRAMMY AWARDS

第56回グラミー賞授賞式 生中継!グラミー賞ノミネーションコンサート 12/7(土)午前11:50[WOWOWプライム]

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グラミー賞×clubberia

国内最大のダンスミュージックポータルサイト「clubberia(クラベリア)」が見たグラミーの魅力。近年のクラブ/ダンスミュージック系のトレンドは、授賞式とどれだけリンクされているのかを探る。

[ 2013.1.24 ] 『グラミー賞』で自然に音楽と出会えるということ

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エレクトロブームの象徴だったJustice

■一通のメルマガに触発された興味

グラミー賞と聞くと、私はどうしてもアデルを思い出す。アデルを初めて聞いたきっかけは、CDを取り扱うレーベルからのメールマガジンだった。普段、クラブミュージックばかり聞いているからかもしれないが、ポップスの「○百万枚売れた、○千万枚売れた」という売り文句は、まるで別世界過ぎて、どうもピンとこなかった。

だがある日、会社のPCから見たそのメールマガジンに「第54回グラミー賞、主要3部門独占、最多6部門受賞!」と書かれているのを見つけて、思わず掲載されていたリンクをクリックした。初めて聞く「Someone Like You」にいたく感動し、"今さら感"丸出しで恥ずかしながらFacebookでフィードしようとしたが、日本語訳が掲載されているYoutubeが見つけられず、しょうがないので特設サイトのURLを掲載した記憶がある。

映画の最高峰の賞といったらアカデミー賞がまず浮かぶ様に、音楽の最高峰の賞といったらグラミー賞が浮かぶ。それを彼女は6部門も受賞したことへの驚きが、私とアデルを結びつけてくれた。出会いは、思いがけないとこからやってくるものだ。

■グラミー賞の中での「ダンスミュージック」

このコラムを書かせてもらうにあたり、グラミー賞に関して掘り下げてみた。おもしろかったのは、81部門もあるということと、いわゆる「ダンスミュージック」と呼ばれるジャンルは、『Best Dance Recording』が2002年(Dirty Vegas /Days Go By)から、『Best Dance/Electronica Album』は、2004年(Basement Jaxx/Kish Kash)から、そして『Best Remixed Recording, Non-Classical』は、1997年(Frankie Knuckles)からと、ここ10年で設けられた部門だということだった。(なお、ヒップホップやR&Bなどの部門は、もっと以前より設けられている)。

これらの部門の歴代受賞者には、The Chemical Brothers、Justin Timberlake、Daft Punk、Madonnaなど、以前より作品が評価されていたアーティストや、エレクトロブームの象徴だったJustice、ポップスターLady Gagaなどが名を連ねている。そしてここ数年は、近年猛烈な勢いでクラブ/ダンスミュージックシーンを席巻しているジャンル「EDM」系のアーティストが、ノミネート/受賞される傾向が見て取れるようになってきた。

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Photo:Getty Images、WireImage、FilmMagic、Getty Images for CMT
Getty Images for MTV 、Getty Images Entertainment



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