UEFA EURO 2008™ NEWS
【竹内アナのEURO取材記】
〜開催地に行って来ました!!〜
4月17日更新
3月12日(水)第1日。
ウィーン。
曇りのち雨時々晴れ。
朝からどんより曇り空。
海外初仕事は、UEFA EURO 2008™ 決勝戦が行われるスタジアム
「エルンスト・ハッペル・シュタディオン」での
イベント取材。
1931年に建てられたエルンスト・ハッペル・シュタディオンの外観は、なんと若草色!!
珍しい…。
5万を超える収容人数で、UEFA 5ツ星のスタジアム
です。
スタジアムの拡張工事やセキュリティ強化を完了し、すぐ近くまで地下鉄を引っ張って最寄駅を建設中。 EUROに向けて着々と準備が進められています。
まずは、ミシェル・プラティニUEFA会長を中心に行われた記者会見へ。
スタジアム2階にある一室に、約20カ国からマスコミが200人も詰めかけ、24台のテレビカメラが最後尾に陣取ります。
プラティニ会長は、『今回のEUROは‘リスペクト’する大会にしたい。相手の国、国旗、サポーター、障害のある人も、環境にもリスペクトしよう。』と呼び掛けていました。
フーリガン対策はやはり大きな仕事の一つなのだと改めて認識。
EUROという一大イベントが安全に終わってほしい。
サッカーに夢中になるあまり、誰かを傷つけたり、怪我をさせたり・・・
そんなことがありませんようにと強く願いました。
さて、ここからが大切なお仕事!!
スイス&オーストリアサッカー協会会長とオーストリア代表監督にインタビューです!
アポはとってあるから、何分時間をもらえるかなぁ・・・
なんて、、、甘い考えでした。
交流ゾーンと呼ばれる場所に移動すると…遠っ!!!!
ドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督、スペイン代表のルイス・アラゴネス監督などEURO参加国の代表監督が全員集合という、垂涎ものの状況下で、私達プレスは2メートル程離れた青いついたての外へシャットアウト!!
遠いよぉ〜〜〜。
2メートルの距離がこんなにも遠いなんて…!
(各国の代表監督が、柱にちょろりと巻かれた赤布を脱がし、EUROに向けて掲げられた「絵」をお披露目するというイベントでした)
VIPの皆様は屋根に守られ、
赤絨緞を歩きながら、
談笑・・・。
対照的に、ついたて外(いわゆるプレスゾーン)は
屋根なし。
雨に濡れながらも、みんな場所取りに必死です。
監督達に声をかけても、無視 or 笑顔のみ。
そりゃそうです。
近づいたら最後。
どっっっと各国のマスコミが寄ってきて、質問攻め間違いなしです。
散々アピールした我らがWOWOWチーム。
やっとの思いでオーストリアサッカー協会会長とオーストリア代表監督に話を聞くことができました。
ふぅ〜。
残るはあと一人!
スイスサッカー協会会長!!!! あれ?? いない・・・。
スタッフに聞くと、「彼はランチにいったよ。」
えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?
仕方なく、75歳のおじぃ様のランチを待ちます・・・。
ほとんどのプレスは帰り、そぼ降る雨の中、スイスとオーストリアの記者に話を聞きました。
オーストリア :
「どの国も素晴らしいねぇ〜。オーストリアの目標は、初戦突破かな。」
スイス :
「スイスに期待してないけど、1点でも入ったら僕らは大いに盛り上がって応援するよ!」
ゆるい感じのオーストリアに対し、兆しが見えたら応援するというスイス。
隣国ですが、それぞれのお国柄がちらりと見えた気がしました。
そして待つこと約40分。
スイスサッカー協会会長が登場!!!!
Q :
「EUROという大きなイベントを担うことについてどうお考えですか?」
A :
「75歳にして、人生のハイライトを迎えたよ。」
かっこいぃ〜〜!!
待っていた甲斐がありました。
でもじ〜んと感動する間もなく、すぐに移動!!
次回は、ウィーンといえば○○○です!!
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