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　軽やかに復活ロードを歩んできた錦織の第2章は、“芝の聖地”で見られるのか――。

　右ひじのケガで昨年3月からほぼ1年間戦列を離れていた日本のホープは、先の全仏オープンで1回戦を突破。復帰後のチャレンジャー2大会連続優勝などとも合わせ、ランキングは200位近くまで急上昇だ。

　ウィンブルドンのワイルドカード獲得というニュースも得て、芝の2戦目となるイーストボーンでは予選3試合を勝ち上がる元ランキング55位らしい安定ぶり。本戦1回戦での途中棄権が気がかりだが、深刻ではないという。予選3回戦からの右でん部の違和感が原因とはいえ、ウィンブルドンをベストの状態で戦うための予防策。一昨年のような途中棄権で終わりたくはない。開幕まで最善を尽くす。