KIMIKO DATE KRUMM
クルム伊達公子
「一番勝ちたいトーナメント」
ケガと戦いながら、その挑戦は山場を迎える
ツアー最年長の39歳が、先の全仏オープンでついに復帰後グランドスラム初勝利を手に入れた。39歳7か月での1勝は史上2番目の年長記録。しかも勝った相手が元女王で過去2年の準優勝者ディナラ・サフィーナだから世界が驚いた。
心配はそのときに筋膜の断裂を起こした右ふくらはぎだが、その後のリハビリで回復しているという。昨年のウィンブルドンはワイルドカードでの出場で、第9シードだったカロライン・ウォズニアッキを追い詰めたが、最後は痙攣に泣いた。
かつての現役時代から「一番勝ちたいトーナメント」と言い、1996年の準決勝シュティフィ・グラフ戦など忘れられない試合も経験している舞台。年齢やブランク、ケガと戦いながら、その挑戦はひとつの山場を迎える。
Photo:アフロ
プロフィール
- 名前クルム伊達公子
- 国籍日本
- 生年月日1970年9月28日
- 身長163cm
- 体重53kg
- 過去の成績
年 ウィンブルドン 2005年 - 2006年 - 2007年 - 2008年 - 2009年 1回戦