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年間最優秀レコード ノミネート紹介Record of the Year
「ロンリー・ボーイ」
ザ・ブラック・キーズ
パトリック・カーニーとダン・オーバックの2人組ロック・バンド、ザ・ブラック・キーズ。前作『ブラザーズ』は全米初登場2位となり、2011年のグラミー賞3部門を受賞。新作『エル・カミーノ』からの1stシングル「ロンリー・ボーイ」は、彼ららしいストレートなギターサウンドが特徴的なロックンロールの基本に立ち返ったような楽曲だ。
「Stronger (What Doesn't Kill You)」
ケリー・クラークソン
オーディション番組「アメリカン・アイドル」の初代優勝者で、全世界アルバム・セールス2000万枚を誇る現代版シンデレラ、ケリー・クラークソン。デビュー10周年を迎えてリリースされたこの楽曲は、恋人との別れを経験し、新たな人生の一歩を踏み出す女性を描いている。ポップロックの雰囲気が漂う、元気でポジティブな彼女らしさを打ち出した一曲だ。
「伝説のヤングマン 〜ウィー・アー・ヤング〜
(feat.ジャネール・モネイ)」
FUN.
既にセールス400万ダウンロードを超えた、2012年度米国NO.1ヒット・ソング。ファン.がブレイクするきっかけとなった、若者の恋を描いた作品だ。2月21日にリリースされた同楽曲は、シボレーのCMで使用され、人気ドラマ「グリー」でカバーされて注目を集めチャートを急上昇。6週連続30万ダウンロードなど、様々な快挙を達成した。
「Somebody That I Used To Know (feat. Kimbra)」
ゴティエ
ベルギー生まれ、オーストラリアを拠点に活動する“奇跡の声を持つ天才シンガー”ゴティエ。独創的な作風で世界的にも注目を集めていた彼は、この曲で「トータル11週間全世界で最も売れたシングル」の座を獲得し、累計で1000万枚以上を売り上げた。曲の内容はシンプルな失恋ソングだが、ポップ、ロック、ダブ、ジャズ、ダンスなど様々な音楽的要素を注ぎ込んだ、彼のセンスが溢れる作品である。
「シンキン・バウト・ユー」
フランク・オーシャン
異色のR&Bシンガーとして一躍脚光を浴びたフランク・オーシャン。アルバム「チャンネル・オレンジ」からのリード・シングルとしてリリースされたこの楽曲には、叶わなかった恋や後悔といった感情が込められている。物静かで内省的な一面を持ちながら、魂の叫びを絞り出すようにして歌うこの楽曲が、どれだけ多くの人の心に響いただろう。一度聞いたら耳から離れない秀作だ。
「WE ARE NEVER EVER GETTING BACK TOGETHER
私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」
テイラー・スウィフト
アルバム『レッド』からの1st Singleで、リリースされた直後から世界的なヒットを飛ばし、iTunes Chartでは延べ32カ国で1位を獲得した。自らの体験に基づいた赤裸々な歌詞を綴り、多くの共感を集める彼女。一度別れた恋人から受ける愛の言葉に対し、「分かるでしょ、もうヨリを戻すことは絶対にないの」と歌いあげたこの楽曲にも、等身大の彼女が詰まっている。
Photo:Getty Images、WireImage、FilmMagic、Getty Images for CMT
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