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年間最優秀アルバム ノミネート紹介Album of the Year
「エル・カミーノ」
ザ・ブラック・キーズ
“今、アメリカで最も注目を集めるロック・バンド”とも言われるザ・ブラック・キーズ。彼らの7作目のアルバム『エル・カミーノ』は、メンバーのダン・オーバックが保有するナッシュビルのスタジオで2011年春にレコーディングされた。彼らが最も成功を収めた2年間分の楽曲を収めたこのアルバムは、まさにバンドを代表する一枚と言える。
「サム・ナイツ 〜蒼い夜〜」
FUN.
ファン.2作目となるこのアルバムには、伝説的プロデューサーのジェフ・バスカーが参加。彼ら3人の活気溢れるメロディーにヒップホップな要素が融合し、ギター・ソロを入れて大きなビートを加えた“Carry On”など、バンドの進化が伺える作品だ。米iTunesでの配信開始から5時間で一気にチャート2位まで上昇した彼らの出世作。
「バベル」
マムフォード&サンズ
全世界で800万枚を売り上げたデビュー作『Sigh No More』から3年、メンバーが「最善を尽くした」と語る2ndアルバム。マーカス・マムフォードの心に響くヴォーカルも深みを増し、アコースティックギターやバンジョーなどの楽器で土臭さとロックの勢いを表現。カントリーやブルーグラスの渋さを交えたフォークロックで、英米チャート初登場1位を獲得した話題作だ。
「チャンネル・オレンジ」
フランク・オーシャン
フランク・オーシャン待望の公式デビュー・アルバム。ポップ、ソウル、ジャズ、ファンクなど様々なジャンルの影響が感じられるアルバムは、発売初週に13万枚を売り上げ、ビルボード200では初登場2位に輝いた。彼の代表曲である「シンキン・バウト・ユー」を含み、報われない恋や絶え間ない切望感など、その1曲1曲に彼の物語が描かれている。
「ブランダーバス」
ジャック・ホワイト
2000年代からザ・ホワイト・ストライプスなどで幾多の名曲を送り出してきたジャック・ホワイト。ロック界の最重要アーティストの1人である彼が、ザ・ホワイト・ストライプス解散から約1年、デビュー15年で放った初の完全ソロ・アルバム。ブルースやカントリーなど様々な要素を取り入れたアルバムは、彼の音楽性の幅広さを感じさせる仕上がりになっている。
Photo:Getty Images
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