オールスター最終決戦!
“ Finale: Go Big Or Go Home ”
ファイナルに残った3人に課された最終テーマは「4日間でミニ・コレクションを作り、ショーを披露すること」。予算は3000ドル、テーマも音楽も何着出すかも各自に任せられるが、作業期間の短さにデザイナーたちは驚きと焦りが隠せない。一度ホテルに帰って作戦を練った3人はムード・ファブリックへ。ワークルームに戻ったところでキャロリンがやってくる。さらにこれまで脱落したデザイナーも姿を現わして……。

女優
リヴ・タイラー

モデル / 女優
マルゲリータ・ミッソーニ
持ち味を活かしたグラフィカルなコレクションは、たった4日間で仕上げたとは思えないほどの完成度。「明暗の微妙な境界線でバランスを取っている人生」というテーマどおり、デザインにはアーティスティックな視点が満載でした。直線的に配した色とライン、近未来的でどこかレトロなシルエットなど、一見シンプルに見えるアイテムにも計算されたバランスが。エミリオ、ウーリのコレクションは比較的キャッチーだったのに対し、アンソニーの作品には秘められた美があったように思います。削ぎ落とされた美しさは、女性の内なる魅力を引き出してくれるよう。そんな一歩先ゆくモードが彼のコレクションには表れていました。