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　2005年7月から不動の2位だったナダルは、フェデラーの最大のライバルであり“史上最強の2位”とも評されたが、2008年のウィンブルドン初優勝から1か月後、ついに王者の地位を獲得。北京オリンピックでも金メダルに輝き、2008年はまさにナダルの年だった。

　年明けの全豪オープンでも初優勝を果たし、年間グランドスラムの可能性も十分と思わせたが、膝のケガの悪化により5月以降はグランドスラムどころかツアー優勝もならず。4年間無敗だった全仏オープンの4回戦で沈み、2か月の療養。復帰後も絶好調時の感覚はまだ戻っていないが、徐々に復調する中、デビスカップ優勝でつかんだ手応えを信じて全豪での連覇に挑む。