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救命医ハンク5 セレブ診療ファイル(全13話)

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#2 反撃のハンク・メド Blythe Spirits

#2 反撃のハンク・メド Blythe Spirits

ハンクは猛スピードでやってきた対向車が横転するのを目撃する。自力で脱出した相手のドライバーは高校生だった。彼女はモリーと言い、思春期特有の反抗期を迎えていた。一方、父親で警察官のドンは一人親としてどう接すべきかか迷っていた。
翌日モリーはひどい嘔吐を訴える。しかし、これは代数の補講を休むための嘘だった。彼女診察して嘘を知ったハンクは「お父さんを心配させるのは間違っている」と彼女を叱る。間もなくモリーは反省し、生活を改める。
一方、ドンは以前からひどい腹痛を抱えていた。だが警察官という仕事柄、タフなイメージを守ろうと病院へ行こうとしない。すると腹痛は日増しにひどくなり、彼はとうとうハンクの元へ駆け込む。検査の結果、ドンの体内からは4ミリの腎臓結石が見つかり、彼は治療薬を使って結石を体外に出すことになる。
その頃ハンク・メドでは、ブライズ対策の一環として近隣住民を招いたパーティーを開く。ブライズは「ハンク・メドが諸問題を起こす懸念がある」と発言するが、エヴァンは「通常の診察は患者宅で行うため心配に及ばない」と反論する。このときドンが不調を訴えて駆け込んで来たため、エヴァンは住民の心象が悪化したと落ち込む。しかし後日、ハンク・メドには住民から花束や新規契約の申し込みが相次ぐ。ブライズを除く全員が彼らの誠実な対応に感心し、ゲストハウスでの営業に賛同したのだった。
同じ時期、ハンク・メドにはシンフォニー・ヘルスから買収の提案がある。責任者のシェルビーは患者としてディヴィヤの処置を受け、ハンク・メドの素晴らしさを実感したのだ。この提案を受けて、ディヴィヤがシンフォニー傘下の病院を視察することが決まる。だがジェレマイアはハンクが現地に行くと思い込み「自分も同行する」と発言してしまう。この結果、ディヴィヤとジェレマイアは二人きりで視察旅行に出かけることになる。
一方、妊娠の確定したディヴィヤは不安定な日々を過ごす。彼女は12歳の時に落馬したのが原因で、当時の担当医から「一生子供は出来ない」と言われていた。このため素直に妊娠の事実を受け入れられず、思わずペイジに八つ当たりしてしまう。だが最後は彼女に謝罪し、視察旅行で気持ちを整理すると決心する。しかしその矢先、子供の発育不良の可能性を医師から指摘される。

●歌手のウイリー・ネルソン

新規の患者シェルビーはディヴィヤの質問を受け、「歌手のウィリー・ネルソンよりもよく旅行する」と答えます。ウイリー・ネルソンはテキサス州出身のカントリー歌手。デビューから13年後に「雨の別離」を大ヒットさせ、グラミー賞を受賞しました。

●Tumi(トゥミ)

シェルビーは、記念病院で会ったハンクに「スーツケースに躓いた」と話します。
この箇所の原文は"I tripped over a Tumi.(トゥミに躓いた)"です。Tumi(トゥミ)は1975年創業のブランドで、頑丈でスタイリッシュなスーツケースやビジネスバッグが有名です。

●各種コーヒーチェーン

ハンク・メド買収の話が出た際、エヴァンはスターバックス他、様々なコーヒーチェーンの名前を挙げて買収に反対しました。

【シアトルズ】
「シアトルズ」のフルネームは「シアトルズベストコーヒー」。公式サイトによると地元シアトル開催のコンテストでは、最高のコーヒーとして1位を獲得したとか。日本では関東・近畿・九州ほかで展開。

【デートリッヒ】
「デートリッヒ・コーヒー」はカリフォルニア州アーバインのコーヒーチェーン。公式サイトの歴史によると1916年、シャルロッテ・デートリッヒがコスタリカのコーヒー農園を相続したのが始まりだということです。

【コーヒーピープル】
コーヒーピープルは1980年代に創業し、約40店舗のフランチャイズ店を展開していました。その後、他社との提携を経て、現在はデートリッヒ傘下に入っている模様です。

【タゾ】
タゾはオレゴン州ポートランド発の緑茶や紅茶、ハーブティーなどのブランド。アメリカでは根強い人気があるとか。

●シャギーが幽霊を見た

城から逃げ出したエヴァンは、ペイジと一緒にゲストハウスに逃げ込みます。このときのエヴァンをペイジは「シャギーが幽霊を見たそうだ」と告げます。シャギーはアニメ「スクービー・ドゥー」に登場する人物の名前。スクービーの飼い主で、グリーンのシャツを着ています。

●「もぐら人間」

城で不審な音を聞いたエヴァンは「悪魔、ゴブリン、もぐら人間の仕業か」と騒ぎ立てます。
「もぐら人間」に当たる箇所の原文は“Mole people”。
元ネタは1956年製作のアメリカ映画「モグラ人間の叛乱 モール・ピープル(THE MOLE PEOPLE)です。
日本でもDVDが発売されていますよ〜。

●印象的な音楽

前回までのあらすじ紹介のあとオープニングでかかる曲はFree Energyの“Street Survivor”。
ディミトリとエヴァンの会話の後、ハンクが走り出すシーンで流れるのはTakka Takkaの“When You Leave”。
中盤、エヴァンとペイジがパーティーの案内に家々を訪ねるシーンで流れるのはCathy Hellerの“We're Good Together”です。