エレクトロ・ロックの先駆者である“ザ・ジェッジジョンソン”。
静まり返る会場内に、ボーカル藤戸じゅにあが「やるか。」とつぶやき、光るギターを振り上げると4月7日に発売されたばかりの「Tomorrow」の演奏がスタート。アルバムリード曲「Fury(フューリー)」では、藤戸じゅにあがエレクトロならではの機材を使い分け幾つもの音色を醸し出す。ベースの中沢大介は舞うように舞台を走り回る。反対にギターの池橋壮一は、一音一音を噛み締めるように奏でる…。半年振りのライブとは思わせないジェッジの世界観に、観客は引きずり込まれていった。