シリーズ全22作品一挙放送記念 007スペシャル!!

3月21日(日・祝)放送スタート

魅惑のボンド・ガール徹底紹介!

007シリーズを彩るのは、やっぱり華麗なるボンド・ガールたち! その魅力をこのコーナーでたっぷりと堪能しよう! 国籍さまざまのボンド・ガールたちから、彼女たちのファッションチェックまでを徹底紹介! もう美女たちの“競艶”(きょうえん)にクラクラだ!

ボンド・ガールのオシャレな会話テク!

007シリーズはアクションだけではなく、ボンドとボンド・ガールが交わすオトナな会話も見どころの一つ。そこで、ボンド・ガール

Check1 ボンドを誘う殺し文句!
タチアナ「口が大きすぎると思わない?」
「007/ロシアより愛をこめて」

黒のチョーカーとストッキングだけを身に付け、ベッドの上でなんとも艶(なま)めかしい姿でボンドを待つタチアナ・ロマノヴァ。彼女からの誘いには何か企みがあるのを知りつつ、タチアナを抱き寄せるボンド……。タチアナを演じるダニエラ・ビアンキもボンド役のショーン・コネリーも、形の良いくっきりとした唇の持ち主だからこそ、このセリフがよりリアルでセクシーに。今でも新しいボンド俳優やボンド・ガールを決める際のスクリーンテストでも必ず使われるという。007シリーズを代表する名シーンだ。

「007/ロシアより愛をこめて」

暗号解読器レクターを引き渡すことを条件にイギリスに亡命を望んできた謎の美女、タチアナ。ボンドは罠(わな)と知りながら彼女を追ってイスタンブールに乗り込む。しかしそこには犯罪組織スペクターの影があった!

「007/ロシアより愛をこめて」
Check2 ボンドがお株を取られた名セリフ!
アマソヴァ「えぇ。でも味が違うわ」
「007/私を愛したスパイ」

鋼鉄の歯を持つ殺し屋、ジョーズの追っ手から逃れ、KGBの女スパイ、アマソヴァと船に乗り込むボンド。夕闇が迫り、体も冷え切ると、ボンドはアマソヴァの体を抱き寄せ、唇を重ねる……。ムードが盛り上がる中、冗談半分に質問するボンド。しかしアマソヴァに、「(キスの)味が違うわ」とすっかりお株を取られてしまうのだった。ちなみにこのセリフが示すように、70年代後半からボンド・ガールの描かれ方は、ボンドの活躍に花を添えるというより、積極的な女性として大きく変化していった。

「007/私を愛したスパイ」

英国・ソ連両国の原子力潜水艦が、次々にこつぜんと姿を消す怪事件が発生。ボンドはKGBの女スパイ、アマソヴァと協力して真相の究明に乗り出す。この事件の裏には、海運王ストロンバーグの世界征服の野望が隠されていたのだ!

「007/私を愛したスパイ」
Check3 台詞のダブル・ミーニングがオシャレ!
メリナ 「あなたにだけよ」
「007/ユア・アイズ・オンリー」

「For your eyes only, darling.」クルーザーの上で、メリナが、ボンドの目を見つめて甘くささやいた一言がコレ。いつもなら気の利いたセリフを返すボンドも、この時ばかりは口を開けず……。ちなみにこの「For your eyes only」という言葉、MI6内でのシーンにも出てくるが、そこでは全く別の意味で使われていたので要チェック!

「007/ユア・アイズ・オンリー」

情報収集船と共に消えたミサイル誘導装置ATACの行方を捜せ! 事件の真相を探るべくイタリアへと向かったボンドは、大富豪クリスタトスと接触。しかし、ボンドの行く手にKGBの魔の手が次々と忍び寄る!

「007/ユア・アイズ・オンリー」
Check4 恋の駆け引きにぴったりの名セリフ
ジンクス 「じゃあ日が沈んだ後、猛獣は何をするの?」
「007/ダイ・アナザー・デイ」

90年代になるとボンドとボンド・ガールの恋の駆け引きは、より露骨に描かれるようになったが、このジンクスが遠回しにボンドを誘惑する一言も、まさにその一つだ。ちなみに、この後描かれているベッドシーンは007シリーズでも珍しいほどの激しさ。ところが、ここでイニシアティブを取っているのはボンドではなく、むしろジンクス。一体飢えを満たしているのはどっち!?

「007/ダイ・アナザー・デイ」

任務遂行中に北朝鮮に捕らわれてしまったボンド。激しい拷問の末に突然解放されたボンドだったが、反逆者の汚名を着せられてしまう。そしてこの事件の裏に世界を壊滅へと導く計画の存在を突き止めたボンドは、NSAのエージェントのジンクスと共に立ち向かう!

「007/ダイ・アナザー・デイ」