魅惑のボンド・ガール徹底紹介!
007シリーズを彩るのは、やっぱり華麗なるボンド・ガールたち! その魅力をこのコーナーでたっぷりと堪能しよう! 国籍さまざまのボンド・ガールたちから、彼女たちのファッションチェックまでを徹底紹介! もう美女たちの“競艶”(きょうえん)にクラクラだ!
ボンド・ガールのオシャレな会話テク!
007シリーズはアクションだけではなく、ボンドとボンド・ガールが交わすオトナな会話も見どころの一つ。そこで、ボンド・ガール

黒のチョーカーとストッキングだけを身に付け、ベッドの上でなんとも艶(なま)めかしい姿でボンドを待つタチアナ・ロマノヴァ。彼女からの誘いには何か企みがあるのを知りつつ、タチアナを抱き寄せるボンド……。タチアナを演じるダニエラ・ビアンキもボンド役のショーン・コネリーも、形の良いくっきりとした唇の持ち主だからこそ、このセリフがよりリアルでセクシーに。今でも新しいボンド俳優やボンド・ガールを決める際のスクリーンテストでも必ず使われるという。007シリーズを代表する名シーンだ。
暗号解読器レクターを引き渡すことを条件にイギリスに亡命を望んできた謎の美女、タチアナ。ボンドは罠(わな)と知りながら彼女を追ってイスタンブールに乗り込む。しかしそこには犯罪組織スペクターの影があった!

鋼鉄の歯を持つ殺し屋、ジョーズの追っ手から逃れ、KGBの女スパイ、アマソヴァと船に乗り込むボンド。夕闇が迫り、体も冷え切ると、ボンドはアマソヴァの体を抱き寄せ、唇を重ねる……。ムードが盛り上がる中、冗談半分に質問するボンド。しかしアマソヴァに、「(キスの)味が違うわ」とすっかりお株を取られてしまうのだった。ちなみにこのセリフが示すように、70年代後半からボンド・ガールの描かれ方は、ボンドの活躍に花を添えるというより、積極的な女性として大きく変化していった。
英国・ソ連両国の原子力潜水艦が、次々にこつぜんと姿を消す怪事件が発生。ボンドはKGBの女スパイ、アマソヴァと協力して真相の究明に乗り出す。この事件の裏には、海運王ストロンバーグの世界征服の野望が隠されていたのだ!

「For your eyes only, darling.」クルーザーの上で、メリナが、ボンドの目を見つめて甘くささやいた一言がコレ。いつもなら気の利いたセリフを返すボンドも、この時ばかりは口を開けず……。ちなみにこの「For your eyes only」という言葉、MI6内でのシーンにも出てくるが、そこでは全く別の意味で使われていたので要チェック!
情報収集船と共に消えたミサイル誘導装置ATACの行方を捜せ! 事件の真相を探るべくイタリアへと向かったボンドは、大富豪クリスタトスと接触。しかし、ボンドの行く手にKGBの魔の手が次々と忍び寄る!