歴代ボンド徹底紹介！
007シリーズの主役といえば、もちろん我らがジェームズ・ボンド。そこで、全22作品の中で登場した歴代のジェームズ･ボンド6人を徹底紹介！ これさえ読めば、アナタも今日からジェームズ・ボンドマニアの仲間入り！ JAMES BOND WILL RETURN!!
ボンドの忘れられない名ラブシーン
007シリーズの楽しみはアクション・シーンばかりではありません。美しいボンド・ガールと見せるラブシーンもその一つ。ここではシリーズの中でも印象的だったとびきりのシークエンスをお教えしましょう！
ショーン・コネリー編
007シリーズ史上、初めてボンドに恋してしまうのがシルヴィア・トレンチだ。印象的なのは、ロンドンのアンバサダー・クラブでボンドとシルヴィアが出会うシーンだ。ここで彼女がボンドに名前を尋ねたからこそ、私たち観客はこのダンディーな紳士が「ジェームズ・ボンド」であるということを認識できたのだ。
ロケットを妨害する怪電波の秘密を探るため、ボンドはジャマイカへ飛んだ。そこでボンドは、謎の中国人博士、ドクター・ノオ博士の陰に存在する恐るべき巨大な組織の存在を知ることになる！
「007／ドクター・ノオ」のボンド・ガールと言えばウルスラ・アンドレスだが、このミス・トレンチの存在も忘れることはできない！ 次作品「007／ロシアより愛をこめて」でもボンドとのほほ笑ましいピクニック・デートが登場するのでぜひチェックを。
ロジャー・ムーア編
美しいボンド・ガールの中には、ボンドの命を脅かす存在も。特に印象的なボンド・ガールは、ボンドの宿敵であるスカラマンガの愛人、アンドレア・アンダースだ。彼女はボンドに強く惹（ひ）かれるがゆえにスカラマンガを裏切ってしまうが、ボンドに手荒く扱われてしまうシーンも。そんな不運（？）なボンド・ガールとボンドの危険な恋の行方もチェック。
ボンドの元に純金製の弾丸が届けられた。これは謎の殺し屋、スカラマンガからの挑戦状だ！ さっそく香港に向かったボンドは、スカラマンガがソレックス・アジテーターを使って巨万の富を得ようとしている計画を突き止める。
演じるのはスウェーデン出身の女優、モード・アダムス。彼女はこの「007／黄金銃を持つ男」だけでなく、シリーズ第13作「007／オクトパシー」でもボンド・ガールとして登場するという幸運（！）の持ち主。実はボンドに最も愛された女!?
ピアース・ブロスナン編
「ワールド・イズ・ノット・イナフ」では、謎のボンド・ガール、エレクトラの存在に揺れ動くボンドの姿が必見だ。ボンドにとってはエレクトラの、負けん気の強い性格や、楽しげにスキーに興じる姿がどことなく亡き妻のトレーシーと重なって見えたはず。次第に惹（ひ）かれあう二人だったが、ボンドは彼女の知られざる恐ろしいもうひとつの顔に苦悩する……。
英国諜報部MI6で、“M”の盟友である石油王ロバート・キングが爆殺された！ 彼の娘、エレクトラの身辺警護のためにカスピ海へ飛んだボンド。しかし、そこでボンドは彼女の隠された過去、真実の姿を知りがくぜんとする。果たして無事に任務遂行なるか!?
忌まわしい過去にとらわれたエレクトラ・キング。その悲しげな美貌（びぼう）や、これまでのボンド・ガールの枠には収まらない存在感がひときわ目を引く。いまやフランスを代表する演技派となったソフィー・マルソーが抜群！
ダニエル・クレイグ編
「007／カジノ・ロワイヤル」ではまるで恋愛映画のような魅惑的なシーンが次から次へと登場！ なかでも、ボンドのボディー・サイズを目測し、タキシードを仕立ててプレゼントしてしまうというのはとってもチャーミングなシークエンス。鏡に映った彼女の満足げな表情も忘れられないほど美しい。必見だ！
これまで20作続いた“クラシック・シリーズ”を一新！ まさに“ジェームズ・ボンド・ビギニング”として新しいスタートを切った007シリーズ。最新作の「007／慰めの報酬」と2作で一話完結というスタイルなので、一気に楽しみたい！
ボンドが本当に愛した数少ないボンド・ガールの一人。エヴァ・グリーンとダニエル・クレイグとの演技合戦は見応えたっぷりで、本作の大きな見せ場の一つになっている。この恋愛でボンドは大人に！
