御存じ、神出鬼没の大泥棒・ルパン三世逮捕に執念を燃やす名刑事。警視庁刑事部 国際捜査課所属。天性の勘と叩き上げ刑事ならではの足を駆使してルパンを追い続け、その実績を買われて、ルパン専任捜査官としてICPO（国際刑事警察機構）に出向もしている。いまだルパンを捕まえられずにいるが、それはルパンの能力がずば抜けて高いためであり、刑事としての手腕は極めて高い。
普段はルパン三世を追って世界中を飛び回っていて、ルパンの消息がつかめないときは警視庁に常駐。事件が起きたと聞くと、じっとしていられず、どこにでも首を突っ込んでいく。頑固一徹。愚直なまでに自分の流儀を通すその生真面目さが、時に滑稽さとかわいらしさを醸し出す。

警視庁捜査一課の刑事。
捜査一課といえば刑事の花形……だが、生来の気の弱さが災いし、失敗続き。いまだこれといった実績を上げられていない。
酒に弱く、涙もろく、心優しい性格。「自分は刑事に向いてないのではないか…」と、たびたび悩んでいる。
そんな国木田だったが、突然発生した爆弾事件で銭形と行動を共にすることに。そして、型破りな銭形に振り回されながらも、犯罪者を決して許さない銭形の姿勢から、刑事として大切なものを学んでいく……。

警視庁捜査一課の管理官。キャリア組。日和見主義で、組織の論理を何よりも優先する生粋の警察人。組織の枠にはまらない銭形とは正反対の性格。出世欲も強く、自分の経歴に傷がつくことを恐れている城ヶ崎にとって、何かと捜査一課の事件に首を突っ込んでくる銭形は厄介な存在。夏希や国木田を監視役に付け、常に銭形の動向に目を光らせている。

警視庁捜査一課の警部（係長）。キャリア組。捜査能力も高く優秀だが、上には弱く下には強い、典型的な中間管理職タイプ。設楽にとって上司である城ヶ崎の言うことは「絶対」。城ヶ崎の顔色をいつも窺っている。