イントロダクション戦国武将・武田信玄や、19世紀のフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトにも影響を与え、約2500年経った今なお世界中に愛読者がいる「孫子の兵法」。その著者と言われている孫武(そんぶ)の波乱の人生と、彼の兵法が用いられた激動の時代を、壮大なスケールで描いた最新の中国歴史大河ドラマ「孫子《兵法》大伝」を日本初放送する。 現代のビジネス書にも多く取り上げられ、第一線で活躍する多くの経営者たちが用いている孫武の戦術。その戦術が中国の春秋戦国の動乱期にいかに実戦で用いられ、現代まで残る最強の戦略と成り得たのか。戦術の背景にある孫武の思想と、彼をとりまく波乱の人間模様、激動の時代を、映画並みのクオリティでドラマティックに描いた超大作ドラマ。 ストーリー紀元前6世紀の春秋戦国時代。呉の国の初代王、寿夢(じゅぼう)には4人の子供がいたが、その子供たちの代で王位継承問題は混乱し、暗殺も当たり前という凄絶な権力抗争が展開。結果、寿夢の長男、諸樊(しょはん)の息子である公子光が王位を奪取し、闔閭(こうりょ)と名乗る。一方、斉の国の百戦錬磨の武将、孫武は、家族の仇を討つという願いを長年抱き続ける伍子胥(ごししょ)に認められ、闔閭の部下になる。やがて孫武は武将として才能を認められていくが、呉では混乱が続き、孫武の行く手にも波瀾万丈の運命が待つ……。 相関図
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