■スペイン代表 ビセンテ・デル・ボスケ監督
本物のフォワードを使うと深さが出るが、より多くのチャンスを作り出す上で、ボールを保持しながら試合を支配するため、今日はプレーの連続性に重きを置いた。この試合結果は、決して不公平ではないと思う、何しろ試合の殆どの時間を我々がコントロールしたのだからね。
先制点を生んだ、ジョルディ・アルバとイニエスタの左サイドはすごく力強かった。ジョルディは本当に良くやってくれたし、イニエスタは常に相手ディフェンダーの居心地を悪くするね。彼も本当に良くやってくれた。
■フランス代表 ローラン・ブラン監督
ジョルディ・アルバとイニエスタが常に同居するクオリティーの高いスペインの左サイドには警戒していた。そこから先制点を決められてしまった事に一番がっかりしている。たった一本のクロスで点を決められてしまったのだから、腹立たしいよ。
スペインは素晴らしい試合をした。彼らの方が我々より優れていたのを認めても、それは恥ずべき事じゃない。しかし、先制点の奪われ方については後悔している。彼らにだって、我々、特に我々の前線に対する恐れはあったと思う。それだけに、早い時間帯の失点には悔いが残る。