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ヘンリー五世 撮影:谷古宇正彦 ナイツテイルー騎士物語ー ©東宝演劇部 舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰 © 舞台『刀剣乱舞』製作委員会 天海祐希 ©YUJI TAKEUCHI いのうえひでのり 写真:富永よしえ(Yoshie Tominaga)
女優賞天海祐希
観てくださったお客様に投票いただけて、すごく嬉しいです。
『修羅天魔』の稽古が始まったのが1月で5月まで4ヶ月以上、極楽太夫の役を深めることに全身全霊で取り組めました。初日からの1週間は、「千秋楽まで持つかな?」と不安でしたが、中日を過ぎて「いける!」と確信ができました。小栗旬くんから始まったSeason花からの髑髏城の神輿に私も混ぜていただけて、今では楽しい事しか思い出せません。
私が使った楽屋は、代々、捨之介が使っていた楽屋なんですけど、鏡前のテーブルの下、足が当たりそうなところだけが汚れていたんです。それぞれの捨之介がここにいて、成長していった…、皆、自分の持てる力を全部ふりしぼって捨之介として生き、頑張ってきた、という想いが表れている気がして。楽屋に入った時に〝その想いを引き継いで最後まで走らなければ″と身が引き締まる思いがしました。
『贋作 桜の森の満開の下』では、19年ぶりに野田さんに声をかけていただいて、詳細を聞く前に「やりたい!」と。なんとパリ公演にも行かせていただけて。私はすごく幸せで嬉しかったのですが、野田さんが思い描いたようにできていたかどうか…(笑)。
いのうえさんも野田さんもタイプの違う天才で、その演出を受け、お稽古場に居させてもらえた事、幸せでした。才能を持った力のある役者さんたちが集まって舞台を作るとこんな風になるんだと目の当たりにできた素晴らしい2作を経験しました。
以前演じた公演の映像を見ると、「へたくそだな、今ならもっとできるのに!」と思うことがままあります。そう思えることは、成長できているからでは?、いつまでも成長し続ける、そんな自分でもありたいと思います。
私にとっては、とても素晴らしい経験ができた2作の舞台でしたが、それより何より、チケットを取って劇場に足を運んで下さったお客様に心から感謝しています。
今回は残念ながら劇場にお越しいただけなかった方にも楽しんで頂けると思いますので
WOWOWさんでの放送は、本当にありがたいです!!ありがとうございます(笑)
新人賞上白石萌音
私の原点は舞台で、ドラマや映画より先に触れてきたこともあり、ご褒美のような濃密な1年でした。ずっと憧れていた方たちとご一緒させていただけて、学ばせていただくことが多かったです。映像だと、何度か本番があって監督のOKがでますが、舞台はOKがなくて、千秋楽でも出ません。だから不安だし、その分苦しいこともありますが、それも含めて悩めることが幸せで、改めて舞台が好きだと思いました。
鹿児島出身なのですが、子供の頃、舞台に触れられる機会が少なくて、劇団四季のファミリーミュージカルが来ると必ず観に行っていたので、ミュージカルに触れる機会の方が多かったです。東京に出てきてからは、ストレートプレイの面白さを知りました。東京って魅力的な街ですよね!舞台公演がいくつも同時に行われていて、いつでも観ることができますから。そして、いつか倉持裕さんが演出されている作品に挑戦させていただきたいと思っていたときに「火星の二人」のお話をいただきました。凄く嬉しかったです。
昨年の作品の特徴かもしれませんが、ストレートプレイは、舞台側へお客様を引きこんでいくものなのかもしれないと感じました。そしてミュージカルは、お客様側にこちらから語りかけて、お客様の方へ入っていって一緒に作っていくという感じがしました。特に、「ナイツ・テイル」は、客席の電気が付いている状態の時から舞台に出て、その電気が消えていくのをお客様と一緒に感じて、これから一緒に作りましょうという感じで、お客様も共演者に思える瞬間がありました。
わたしが観劇する時は、心の準備をせずに、まっさらで観にいくのが一番好きです。劇場で起こることをひとつひとつ楽しんでいただくのも楽しいと思います。
演出家賞いのうえひでのり
2018年は忙しい年でした、1月に『近松…』の初日、3月に『修羅天魔』の初日、そのあとは2ヶ月おきに『メタマク』を3本、計5本。キツかったですね。無事終えられてスタッフに感謝です。昔、蜷川(幸雄)さんとの対談で、何本やっているんだと聴かれて「忙しいですね、4本です」と答えたら、蜷川さんは11本でした。それはキツイですよね、作り方が違いますけど。
ステアラ(IHIステージアラウンド東京)で上演した作品の中で印象深いことは、(橋本)さとしの復活。『修羅天魔』の姐さん(天海祐希)の走馬灯のシーン。姐さんでなければ決まらないし締められない、髑髏城シリーズの最後を締めるという意味もありました。それから、(浦井)健治にダメ出しをし続けた(笑)こと。これは、それだけ毎日劇場に居られたということです。毎回、幕が開くと次の稽古が始まる!というのを繰り返していたので、劇場で芝居を観ることがあまり無かったんですね。健治は、今までの新感線では、本人のキャラで出ていましたが、今回は『メタルマクベス』の“ランダムスター”にならなければならなかったので、それなりに苦労したと思います。
今後やりたいコトはたくさんあります。どれもハードルが高いですけど、オリジナルの音楽を使った本格ミュージカルや、楽しいネタモノもの、僕らの年齢に合った渋い”いのうえ歌舞伎“も創ってみたいですね。
ゲキ×シネやWOWOWの放送をきっかけに、芝居に興味を持って頂けたら、劇場へ挑戦してみて頂きたい。劇場という空間には、生でしか味わえないものがあります。
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初回 | 初回放送 |
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新 | 新番組 |
終 | 最終回 |
生 | 生放送 |
5.1 | 5.1chサラウンド放送 |
二カ国語版 | 二カ国語版放送 |
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吹替版 | 吹替版放送 |
字幕版 | 字幕版放送 |
字 | 字幕放送 |
無料 | ノンスクランブル(無料放送) |
PG-12指定 | 2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、PG-12指定(12歳未満は保護者同伴が望ましい)されたもの |
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PG12指定 | 劇場公開時、PG12指定(小学生以下は助言・指導が必要)されたもの |
R-15指定 | 2009年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R-15指定(15歳未満鑑賞不可)されたもの |
R-15指定相当 | R-15指定に相当する場面があると思われるもの |
R15+指定 | 劇場公開時、R15+指定(15歳以上鑑賞可)されたもの |
R15+指定相当 | R15+指定に相当する場面があると思われるもの |
R指定 | 1998年4月以前に映倫審査を受けた作品で、R指定(一般映画制限付き)とされたもの |
男優賞鈴木拡樹
投票していただいた皆様、ありがとうございます。
ここ数年、いろんなジャンルを体験させていただいて、いろいろ学べて、全てお芝居をする時に役に立つものだなと実感しています。そういうものが生きてきて、より舞台に立つのが楽しいと実感しています。僕にとっては、2回目のデビューみたいな気持で、今、臨んでいます。そんな時期に表彰していただけてとても嬉しいです。
舞台は、作り手として探求が尽きないです。台本を読んだ時の直感も大切にしていますが、疑う面の大切さも先輩方にアドバイス頂き、いろんな角度から考えたりします。1日中作品の事ばかり考えていたりするのですが、そういう時間も楽しく感じ、それを体現して皆様に見て頂くという楽しみもあります。
目標の1つとして、舞台の魅力をまだ知らないというお客様にも伝えたいと思う気持ちが大きいです。楽しいという事が届いて、そんな皆様から選んで頂けたのが嬉しく誇りに思います。