- 大会第12日
- 男子ダブルス準決勝
- 6/4
- (木)
よる6:55〜
よる9:50
- フィリップ・シャトリエ 第1試合
ボブ・ブライアン(アメリカ)
マイク・ブライアン(アメリカ)
シモーネ・ボレッリ(イタリア)
ファビオ・フォニーニ(イタリア)
解説:土橋 登志久 実況:河路 直樹
昨年の全米オープンで通算16個目のグランドスラム・タイトルを獲得し、過去12年のうち10回年末ランキングの1位の座を手にしているブライアン兄弟が、03年に初めてグランドスラム優勝を果たした全仏オープンでさらなる記録に挑む。37歳の双子ペアは、ここまでタイブレークやフルセットなどかなり苦しみながら勝ち上がっており、準決勝に迎える相手も手強い。全豪オープンでグランドスラム初優勝を果たしたボレッリ/フォニーニのイタリアン・ペアだ。
全豪はブライアン兄弟と対戦することなくつかんだタイトルだったが、一昨年の全豪準決勝、そして今年のモンテカルロ・マスターズ決勝と、ブライアン兄弟が勝っている。フォニーニは期待されたシングルスでまさかの2回戦敗退に終わっており、ダブルスで埋め合わせしたいところだ。
- 大会第12日
- 女子シングルス準決勝
- 6/4
- (木)
よる9:50〜
午前4:30
- フィリップ・シャトリエ 第2試合
アナ・イバノビッチ
(セルビア)
ルーシー・サファロバ
(チェコ)
解説:神尾 米 実況:鍋島 昭茂
黒のシックなウェアから斬新な花柄のアンダースコートをちらつかせ、一戦ごとに自信を増している印象のイバノビッチ。08年の全仏制覇以来のグランドスラム準決勝進出だ。順当ならここで第2シードのマリア・シャラポワと対戦するはずだったが、そのシャラポワを破ってきたのが第13シードのサファロバ。昨年のウィンブルドンに続いて2度目のグランドスラム・ベスト4進出を果たした28歳は、左利きを生かした回転系のサーブやフォアの強打を武器に、ここまでの5試合全てにストレート勝ちしてきた。
5勝3敗で勝ち越しているのはサファロバのほうで、昨年の全仏でもサファロバが勝っている。特にフルセットやタイブレークなどもつれた試合ではサファロバ勝利の傾向があり、イバノビッチが勝つならストレートか。
- 大会第12日
- 女子シングルス準決勝
- 6/4
- (木)
よる9:50〜
午前4:30
- フィリップ・シャトリエ 第3試合
セレナ・ウイリアムズ
(アメリカ)
ティメア・バシンスキー
(スイス)
解説:岩渕 聡 実況:吉崎 仁康
サラ・エラーニとの準々決勝で1回戦以来のストレート勝ちをおさめたセレナ。ようやくグランドスラムの終盤にふさわしいギアが入っただろうか。それにしても準決勝は意外な相手になった。25歳バシンスキーは17歳だった07年の全仏オープンでグランドスラム・デビューを果たしたものの、これまで3回戦が最高。2011年に左足首の手術をし、2012年は腹筋のケガにも悩まされるなど、2013年まで満足に戦えなかった。ランキングは一時400位台まで落ちたが、復活。昨年はWTAの「カムバック賞」を受賞している。
今大会は4回戦で第4シードのペトラ・クビトバに逆転勝ちし、ノーシードで勝ち上がってきたアリソン・バン ウィトバンクをストレートで破っての4強進出だ。過去2度の対戦はセレナの2勝。バシンスキーの勢いは侮れないが、ここは経験の差がものを言いそうだ。
- 大会第12日
- ミックスダブルス決勝
- 6/4
- (木)
よる9:50 〜
午前4:30
- フィリップ・シャトリエ 第4試合
ルーシー・ラデッカ(チェコ)
マルチン・マトコウスキ(ポーランド)
ベサニー・マテック サンズ(アメリカ)
マイク・ブライアン(アメリカ)
解説:岩渕 聡 実況:吉崎 仁康
エキシビションやオリンピックを除けば、グランドスラムでしか見られないミックスダブルス。早くも決勝戦だ。全豪オープンを制したマルチナ・ヒンギス/リーンダー・パエスの熟練ペアが2回戦で敗れ、スランプを脱出したい21歳ユージェニー・ブシャールはダブルス巧者の37歳マックス・ミルニーと組んでも1勝もできなかった。
そして最後に残ったのがこの2組。4人のうち3人がミックスダブルス優勝経験者だ。マテック サンズは2012年全豪、マイクは2012年のウィンブルドンなど3回、ラデッカは2013年の全仏。マトコウスキもグランドスラム優勝こそないが、16のダブルス・ツアータイトルを持っている。どちらが勝ってもペアとしては初優勝。