- 大会第5日
- 女子シングルス2回戦
- 5/28
- (木)
午後5:55〜
深夜0:00
- フィリップ・シャトリエ 第1試合
ユリア・ゲルゲス
(ドイツ)
カロライン・ウォズニアッキ
(デンマーク)
解説:神尾 米 実況:久保田 光彦
特に女子選手にとってクレーコートで気になるのは靴下の汚れ。ウォズニアッキによれば、デザイナーはそのことも考慮しており、今回は黄色のソックスで登場。マラソン挑戦でメンタル強化に成功し、昨年は3年ぶりに年度末ランキングを一桁に、現在は5位まで戻してきた。ここからが正念場。全仏は5年前のベスト8が最高で、続くウィンブルドンは4回戦が最高だから、この時期は心に期すものがあるだろう。
その中で、2回戦の相手はちょっと嫌な感じか。パワフルなストロークを武器に、3年前に世界15位まで登りつめたゲルゲスは現在は72位。ただ、ウォズニアッキは相性が良くない。対戦成績は4勝3敗で勝ち越しているものの、2度のクレーでの対戦でいずれも敗れている。通算8度目、クレー3度目の対決の行方はいかに。
- 大会第5日
- 男子シングルス2回戦
- 5/28
- (木)
午後5:55〜
深夜0:00
- フィリップ・シャトリエ 第2試合
ニコラス・アルマグロ
(スペイン)
ラファエル・ナダル
(スペイン)
解説:岩渕 聡 実況:河路 直樹
6連覇、10度目の優勝を狙うナダルが早くも厳しい試練を迎える。アルマグロは旧知の仲、対戦成績で12勝1敗と大きくリードしている相手だが、“殺気”を感じているのではないか。過去12度のツアー優勝すべてがクレーコート大会というアルマグロは、昨年は左足故障で大会直前に欠場。その後の手術でシーズンを棒に振り、ランキングは174位まで下落し現在も154位。フアン マルティン・デル ポトロなどの欠場での繰り上げ出場で、得意の大会だけに一気の浮上を狙っているのは疑いない。
クレーの王様、ナダルからの1勝もクレーコートでのもの。片手打ちバックハンドの強烈なショットが炸裂するか? これまでクレーコートでナダルに2度以上勝った選手は5人しかいない。6人目の登場は、この大会だけでなく男子テニスの地図に大きく影響してくる。
- 大会第5日
- 男子シングルス2回戦
- 5/28
- (木)
午後5:55〜深夜0:00
深夜0:00〜午前5:00
- フィリップ・シャトリエ 第3試合
アンディ・マレー
(イギリス)
ジョアン・ソウザ
(ポルトガル)
解説:土橋 登志久 実況:鍋島 昭茂
今年の男子ツアーの異変の一つがマレーだ。昨年まで計31のツアータイトルを手にしたマレーは、一度もクレーコートで勝ったことがなかった。それがこの大会の前哨戦でいきなり2連勝して通算優勝回数を33まで伸ばしてきた。
ムトゥア・マドリード・オープンの優勝は決勝でナダルを倒したものだから自信は大きい。英国出身で芝のスペシャリストだが、ジュニア時代にスペインで修業しているだけにクレーが苦手なわけではない。この大会でも2011年と昨年の2度、ベスト4入り。
ただ、クレーコート育ちのソウザにも勝ち目はある。グランドスラムでは3回戦が最高だが、ポルトガル選手で唯一のツアー優勝者(13年マレーシアン・オープン クアラルンプール)という実力者。しかも1回戦ではバセック・ポスピショルをストレートで破った。これまでの対戦成績はマレーの5勝だが、クレーでの対戦はこれが初めてになる。
※早終了あり