- 大会第2日
- 男子シングルス1回戦
- 5/25
- (月)
午後5:55
〜 深夜0:00
- スザンヌ・ランラン 第1試合
西岡 良仁
(日本)
トマーシュ・ベルディヒ
(チェコ)
解説:岩渕 聡 実況:河路 直樹
予選から勝ち上がって全仏オープン初出場を決めた西岡。グランドスラムの予選突破は昨年の全米オープンに続いて2度目となる。本戦の1回戦を勝つより難しいとも言われる予選3試合だけに、まだ19歳の西岡の突破率の高さは驚きだ。次に狙うは本戦白星。全米では体調を崩して1回戦を途中棄権した苦い経験がある。その分、今回に期待したいが、ドローはそう優しくはなかった。
西岡が過去に対戦した選手の最高位は46位だが、それを一気に更新する世界4位のベルディヒが相手。今季は特に安定しており、出場した大会全てでベスト8以上に進んでいる。170cmと小柄な西岡とは身長差も26cmあるが、この大物≠ノどう挑むのか。左利きの粘り強いストロークがどれだけ通用するのか楽しみだ。失うものはない
- 大会第2日
- 女子シングルス1回戦
- 5/25
- (月)
深夜0:00
〜 午前5:00
- フィリップ・シャトリエ 第3試合
カイア・カネピ
(エストニア)
マリア・シャラポワ
(ロシア)
解説:神尾 米 実況:鍋島 昭茂
第2シードのマリア・シャラポワにとって、この大会は大きなチャレンジになる。3年前から3大会連続で決勝に進み、優勝、準優勝、優勝。この大会は06年と07年に優勝したジュスティーヌ・エナン以来、連覇に成功した選手がいない。また、2年前の全仏、今年の全豪オープンの決勝で敗れたセレナ・ウイリアムズへのリベンジが心にあるはずだ。セレナにはこの11年間で実に16連敗。この大会を防衛しないと、今でも1600ポイント差のあるセレナとの差がますます広がってしまう。
しかし、初戦の相手は手ごわい。カネピは最近こそ優勝がないが、13年のブリュッセルなど過去4回のツアー優勝のうち3回がクレー。全仏でもベスト8に2度進んだことのあるクレー巧者だ。最近の練習でも絶好調だったとの情報もある。パリでは圧倒的な人気を誇るマリアだけに、唸り声と溜息の交錯する試合になりそうだ。過去の対戦成績はシャラポワの4勝。
- 大会第2日
- 男子シングルス1回戦
- 5/25
- (月)
深夜0:00
〜 午前5:00
- フィリップ・シャトリエ 第4試合
アンディ・マレー
(イギリス)
ファクンド・アルゲージョ
(アルゼンチン)
解説:土橋 登志久 実況:久保田 光彦
2012年の全米オープンでメジャー初タイトルを手にし、翌13年に念願のウィンブルドン優勝を果たしたマレーだが、クレーコートの相性は謎めいている。ジュニア時代にスペインで練習していたから馴染みのサーフェスのはずで、この全仏でもベスト4が2回、ベスト8が2回と悪くない。1回戦敗退はデビューした06年にガエル・モンフィスに敗れた1度だけ。ところが、これまで通算33度のツアー優勝でクレーは2つしかない。それも今年の前哨戦の2大会だ。そのうちの一つ、マドリードでは錦織圭、ラファエル・ナダルを倒し、連勝してパリに乗り込んできたが、これはたまたまなのか?
答えが出るのはまだ先だが、まずはこの初戦に注目だ。アルゲージョは世界ランク137位のラッキールーザー。アルゼンチン選手だが、クレーコートはキャリア通算1勝9敗と得意ではなさそう。マレーには手ごろな肩ならしというところだろうか。
※早終了あり