- 大会第1日
- 男子シングルス1回戦
- 5/24
- (日)
午後5:30
〜よる10:00
- コート2 第1試合
添田 豪
(日本)
フィリップ・コールシュライバー
(ドイツ)
解説:坂本 真一 実況:吉崎 仁康
添田にとって全仏は2年ぶり4回目の出場。過去3回は全て1回戦で敗れており、初の初戦突破が期待されるが、相手は強敵だ。第22シードの31歳、コールシュライバー。この3年間トップ30を維持する安定した選手だ。2012年に一度対戦し、4-6 5-7と添田は善戦したが、サーフェスは芝だった。クレーはコールシュライバーが得意とするもので、5つのツアータイトルのうち3つはクレー。ローマ・マスターズの2回戦を腕のケガで途中棄権したが、ドイツ人記者情報では「深刻ではなく、問題ない」とのことだ。
この1ヶ月、添田はクレーを選ばず、3週連続してハードやカーペットのチャレンジャー大会で試合数をこなしてきた。クレーの準備は十分ではないかもしれないが、最後のソウルで優勝した勢いを持ち込みたい。
- 大会第1日
- 男子シングルス1回戦
- 5/24
- (日)
午後5:30〜よる10:00
よる10:00〜午前5:00
- スザンヌ・ランラン 第3試合
錦織 圭
(日本)
ポール アンリ・マチュー
(フランス)
解説:土橋 登志久 実況:鍋島 昭茂
注目の錦織がいきなり初日から登場する。全仏オープンの初日は特別だ。唯一日曜日に開幕するグランドスラムだが、試合数も少なく男女合計で32試合。選手間では決して好評ではないが、錦織は過去、2011年にこの日曜の1回戦を経験している。勝利後「正直、今日はやりたくなかった」と言ったが、それは前哨戦で体調を崩して丸1週間練習できなかったため。しかし今回はケガもなく思い通りの調整ができており、コンディション面では問題ないだろう。
相手は地元フランスのベテラン33歳、マチュー。自己最高位12位とはいえ、それはもう7年前のことで、現在は123位でワイルドカードでの出場だ。対戦成績は1勝1敗だが、敗れたのはもう6年以上前の話。3年前のモンテカルロでは勝っている。
地元選手ではあるが、バルセロナとマドリードで計4人の地元スペイン選手を破った錦織に、またカナダでのデビスカップでシングルス2勝をあげた錦織に、〈アウェー〉は何らネガティブな要素ではない。いい形でスタートできるのではないだろうか。