WOWOW開局以来、世界最高峰のボクシングを充実の解説・実況陣とともに紹介し続けている「エキサイトマッチ～世界プロボクシング」。今回は、4階級制覇王者で「モンスター」の異名を持つ4団体統一世界S・バンタム級チャンピオン井上尚弥が「日本人キラー」の異名を持つ元IBF世界S・バンタム級王者TJ・ドヘニーを迎えた一戦を井上尚弥の本人解説で振り返る特別番組をお届けする。

　今回、井上は2018年に元IBF同級王者の岩佐亮佑、2019年に高橋竜平、2023年に井上と同門の中嶋一輝も倒した「日本人キラー」の異名を持つTJ・ドヘニーとの防衛戦に臨む。さらに元K-1王者で現WBO世界バンタム級チャンピオン武居由樹と元WBC世界フライ級チャンピオン比嘉大吾の一戦は高いKO率を誇る両者だけに一瞬の隙が勝敗を分ける強打者同士の日本人対決となった。

　東京ドームでのルイス・ネリとの大一番を圧巻の内容で勝利した井上は今回の試合に向けて「気を抜かないために過去一番練習をしたという自負があるほど追い込んだ。判定決着は許されない」と話した。世界最高のボクサー「井上尚弥」は何を語るのか。