日本ボクシング史上最高傑作と称されるWBAスーパー・IBF世界バンタム級チャンピオン井上尚弥が強打の世界ランカーを相手に約2年ぶりとなる国内防衛戦に臨む。
井上尚弥は21戦21勝(18KO)、対するアラン・ディパエンは14戦12勝(11KO)2敗という成績から、圧倒的優位が予想されている今回の一戦。日本時間の12月12日に行なわれた対抗王者のWBC世界同級王者ノニト・ドネアと暫定王者レイマート・ガバリョの一戦ではライバルのドネアが痛烈なKO勝利を決めたことから、この試合に勝てばドネアとの「世紀の再戦」も見えてきた。今回はその大一番に向けた重要な試金石となる位置づけだ。
2年ぶりの国内防衛戦となり、タイ人挑戦者は今回のアラン・ディパエンで3人目。過去2戦は10ラウンド以降の撃破と、倒すまでに長い時間を要していた。我慢強く、一発の強打のあるディパエンに対し、周囲の期待以上の勝ち方を求められていることは本人も自覚している。
今や世界を股に掛け活躍する「モンスター」井上尚弥の国内で行なわれる貴重な一戦をWOWOWでお見逃しなく。
収録日・収録場所
- 2021年12月14日/東京 両国国技館
出演
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ゲスト井上真吾
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解説西岡利晃
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実況髙柳謙一
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進行増田美香