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特集:マシュー・ボーン 再臨する世界

5月9日(日)午前10:30
5月15日(土)午後3:30

特集:マシュー・ボーン 再臨する世界

新型コロナウイルスの影響で来日公演が中止となってしまった「赤い靴」の初放送に合わせ、時代設定を置き換えた「シンデレラ」とともにマシュー・ボーン作品を特集。

 古典作品を斬新な手法でよみがえらせてきた英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーン。彼が振り付け・演出を手掛け、ローレンス・オリヴィエ賞2冠に輝いた傑作バレエ「赤い靴」と、第2次世界大戦下のロンドンを舞台にした「シンデレラ」を放送。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で来日公演が中止となってしまった「赤い靴」の初放送とともに、「シンデレラ」もお見逃しなく!

<ラインナップ>
・マシュー・ボーンの「シンデレラ」   5月9日(日)午前10:30
第2次世界大戦下のロンドンを舞台に、空軍のパイロットとシンデレラが出会うという斬新なアイデアでロマンティックなシチュエーションを高めたマシュー・ボーンの代表作。
 「白鳥の湖」など、バレエやオペラの名作に英国人らしい風刺やひねったユーモアを加えた作品が人気を博している、英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンが演出・振り付けを手掛けた舞台。世界で最も古い童話の一つ「シンデレラ」の時代設定を第2次世界大戦下のロンドンに置き換え、日々を必死に生きる人たちの等身大の恋物語を贈る。史実に沿った設定や、ロンドンのおなじみの風景が取り入れられていることも本作の特徴の一つだ。
 シンデレラ役のアシュリー・ショーは「眠れる森の美女」、「赤い靴」(2016年初演)などで主役を踊っている華のある実力派。見せ場の多い天使役を踊るのは、リアム・ムーア。ロンドン発の人気ミュージカル「ビリー・エリオット」の初代ビリーのひとりとして日本でも知名度が高い。ダンスになじみがなくても、英国に思い入れのある人にとって、心惹かれる要素があるはずだ。

収録日:2017年12月16日
収録場所:イギリス・ロンドン サドラーズ・ウェルズ劇場
スタッフ・キャスト/
 演出・振付:マシュー・ボーン
 舞台・衣装:レズ・ブラザーストン
 照明:ニール・オースティン
 音響:ポール・グルーサス
 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
 出演:アシュリー・ショー(シンデレラ)、アンドリュー・モナガン(ハリー(パイロット))、ミケラ・メアッツァ(継母)、リアム・ムーア(天使)、アラン・ヴィンセント(父親)

・マシュー・ボーンの「赤い靴」   5月15日(土)午後3:30
2017年ローレンス・オリヴィエ賞2冠に輝いた、英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンの傑作。アダム・クーパーが20年ぶりにマシュー・ボーン作品に出演。
 古典作品を斬新な手腕でよみがえらせてきた英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンが10代のころから愛し続けたクラシック映画の名作、そしてアンデルセンの童話をもとに発表した舞台。
 世界一のダンサーになることを夢見る少女ヴィクトリアの野望は、やがて彼女の才能と情熱に惹き寄せられた2人の男性を巻き込み、争いの火種となっていく。辣腕プロデューサーのレルモントフ役を抜群の演技力で客演するのが、「シンデレラ」以来20年ぶりにボーン作品に戻ってきたアダム・クーパー。
 ヴィクトリアとレルモントフのモデルとなったのは、伝説の天才ダンサー・ニジンスキーと、バレエ・リュスの創始者であるディアギレフといわれている。愛に生きるか、ダンサーとしての成功か、究極の選択を前に引き裂かれるヴィクトリアが苦悩の末にたどり着く先とは。巨匠バーナード・ハーマンの名曲に乗せて、愛と芸術をめぐる不朽の名作が鮮やかによみがえる。

収録日:2020年1月17日
収録場所:イギリス・ロンドン サドラーズ・ウェルズ劇場
スタッフ・キャスト/
 演出・振付:マシュー・ボーン
 舞台・衣装:レズ・ブラザーストン
 照明:ポール・コンスタブル
 音響:ポール・グルーサス
 音楽:バーナード・ハーマン
 原作:映画『赤い靴』および、ハンス・クリスチャン・アンデルセンによる同名童話
 出演:アシュリー・ショー(ヴィクトリア・ペイジ)、アダム・クーパー(ボリス・レルモントフ)、ドミニク・ノース(ジュリアン・クラスター)

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