若き日のシャーロックが直面する人生最初で最大の試練とは?三谷幸喜がユーモアとミステリーという対極の要素を斬新な切り口で書き下ろした極上のエンターテインメント。
シャーロック・ホームズはいかにして、世界が誇る偉大な名探偵になったのか!?自他ともに認めるシャーロック・ホームズファンの三谷幸喜が書き下ろし、若き日のシャーロックを描いた「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」。シリーズの第1作「緋色の研究」の最初の事件が起こるまでの、原作にはないオリジナル・ストーリーをみごとに描き出す。【ストーリー】
1881年4月のある日の夜。ロンドン・ベイカー街221Bでは、若き私立探偵シャーロック・ホームズ(柿澤勇人)と医師ワトスン博士(佐藤二朗)が、数カ月前からハドスン夫人(はいだしょうこ)の下宿を共同で間借りしていた。
天才的頭脳と並外れた洞察力の持ち主シャーロックのもとには、スコットランドヤードの警部レストレイド(迫田孝也)をはじめ、さまざまな客がひっきりなしにやって来る。ワトスンの妻、ミセス・ワトスン(八木亜希子)が夫を訪ねてきたちょうどその時、うら若き女性のヴァイオレット(広瀬アリス)が助けを求めて部屋に飛び込んできた。彼女の身に一体何が起こったのか?彼女が追われる相手とは何者なのか?
謎めいた事件に興味をそそられたシャーロックは、早速事件解決に乗り出す。しかし、そこにチラついていたのは、シャーロックの兄マイクロフト・ホームズ(横田栄司)の影だった……。
収録日・収録場所
- 2019年9月19日/東京 世田谷パブリックシアター
出演
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柿澤勇人
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佐藤二朗
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広瀬アリス
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八木亜希子
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横田栄司
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はいだしょうこ
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迫田孝也
スタッフ
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作・演出三谷幸喜
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音楽・演奏荻野清子