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英国ロイヤル・バレエ団

「バーンスタイン・センテナリー」   3月23日(土)午後0:45
「ラプソディ&二羽の鳩」   3月23日(土)午後2:45
「不思議の国のアリス」   3月23日(土)午後4:45

英国ロイヤル・バレエ団

世界三大バレエ団の一つ、英国ロイヤル・バレエ団の新作公演3作を一挙放送。日本人プリンシパルも活躍するバレエ団の美しく華麗なダンスの数々をお届け。

 英国ロイヤル・バレエ団の新作を3作一挙放送。名だたる振付師たちが手掛けた名作プログラムをラインナップしてお届けする。
 1931年創設され、フランスのパリ・オペラ座バレエ団、ロシアのマリインスキー・バレエ団に並んで、世界三大バレエ団と称される英国ロイヤル・バレエ団。伝統ある演劇性の高いロイヤル・スタイルと、充実したレパートリーで、日本でも高い人気を誇り、2019年夏には来日公演も控えている。現在は、2016年に日本人ダンサーとしてはおよそ20年ぶりにプリンシパルに昇格した平野亮一と高田茜が活躍している。さらに、2018年にはけがから復帰した金子扶生がファースト・ソリストに昇進し、話題を集めている。

<ラインナップ>
・英国ロイヤル・バレエ団「バーンスタイン・センテナリー」   3月23日(土)午後0:45
 数々の芸術家や振付家を魅了した偉大な作曲家レナード・バーンスタイン生誕100年の記念公演。3人の奇才振付家によるバレエをお届け。
[内容]
 20世紀後半のクラシック音楽界をリードした作曲家レナード・バーンスタインの生誕100周年を記念して上演され、3人の振付家ウェイン・マグレガー、リアム・スカーレット、クリストファー・ウィールドンがそれぞれ手掛けた個性的な3作品を放送する。
 日本語のタイトルが付けられた「幽玄」では、合唱曲「チチェスター詩篇」を使用し、次々と登場するダンサーたちが音楽を抽象的に表現したダンスを披露。高田茜ら日本人ダンサーも登場する。ジャズの要素が濃厚なピアノ協奏曲風の音楽を使用した「不安の時代」では、バーや街中を舞台にしたストーリー性のある世界を展開。プラトンの「饗宴」をモチーフにした楽曲「セレナード」を用いた「コリュバンテスの遊戯」は、古代ギリシャを舞台に激しく踊る男女の肉体的な動きを前面に出しており、日本人ダンサー平野亮一の演技にも注目だ。

収録日/2018年3月 
収録場所/イギリス・ロンドン ロイヤル・オペラ・ハウス
スタッフ・キャスト/
「幽玄」
 音楽:レナード・バーンスタイン
 振付:ウェイン・マグレガー
 指揮:クン・ケセルス
 ソロ・ボーイソプラノ:ウィリアム・デイヴィス
 ダンサー:フェデリコ・ボネッリ、ウィリアム・ブレイスウェル、ハリー・チャーチーズ、メリッサ・ハミルトン、フランチェスカ・ヘイワード、桂千里、ポール・ケイ、サラ・ラム、カルヴァン・リチャードソン、ジョセフ・シセンズ、高田茜
「不安の時代」
 音楽:レナード・バーンスタイン
 振付:リアム・スカーレット
 指揮:バリー・ワーズワース
 ソロ・ピアノ:ロバート・クラーク
 出演:サラ・ラム(ロゼッタ)、アレクサンダー・キャンベル(エンブル)、ベネット・ガートサイド(クアント)、トリスタン・ダイアー(マリン)
「コリュバンテスの遊戯」
 音楽:レナード・バーンスタイン
 振付:クリストファー・ウィールドン
 指揮:クン・ケセルス
 ソロ・ヴァイオリン:セルゲイ・レヴィーチン
 ダンサー:マシュー・ボール、ウィリアム・ブレイスウェル、ローレン・カスバートソン、ティエニー・ヒープ、平野亮一、マヤラ・マグリ、マルチェリーノ・サンベ、ヤスミン・ナグディ、ベアトリス・スティックス=ブルネル

・英国ロイヤル・バレエ団「ラプソディ&二羽の鳩」   3月23日(土)午後2:45
 ラフマニノフの名曲に乗せた「ラプソディ」とロイヤル・バレエ定番の人気作「二羽の鳩」。巨匠フレデリック・アシュトン振り付けの2作品をお届け。
[内容]
 フレデリック・アシュトン振り付けで、2016年に収録された「ラプソディ」「二羽の鳩」の2作品をお届けする。セルゲイ・ラフマニノフ作曲の「ラプソディ」は、振付家でありダンサーのミハイル・バリシニコフ主演で1980年8月、エリザベス皇太后80歳の誕生日を祝う公演で初演されたプロットのない超絶技巧の名作。ナタリア・オシポアとスティーヴン・マックレーのコンビが、みごとな踊りを披露する。
 アンドレ・メサジェ作曲の「二羽の鳩」は19世紀後半にパリ・オペラ座で初演された作品で、1961年、アシュトンが新たな振り付けを施しロイヤル・バレエの定番となった人気作品。娘役のローレン・カスバートソン、若者役のワディム・ムンタギロフに加え、日本人ダンサーの平野亮一と金子扶生も登場し、軽快なタッチのラブ・ロマンスを演じる。

収録日/2016年1月
収録場所/イギリス・ロンドン ロイヤル・オペラ・ハウス
スタッフ・キャスト/
「ラプソディ」
 振付:フレデリック・アシュトン
 音楽:セルゲイ・ラフマニノフ
 ダンサー:ナタリア・オシポア、スティーヴン・マックレー
「二羽の鳩」
 振付:フレデリック・アシュトン
 音楽:アンドレ・メサジェ
 出演:ローレン・カスバートソン(娘)、ワディム・ムンタギロフ(若者)、金子扶生(ジプシーの娘)、平野亮一(ジプシーの娘の恋人)、マルセリーノ・サンベ(ジプシーの少年)

・英国ロイヤル・バレエ団「不思議の国のアリス」   3月23日(土)午後4:45
 世界が熱狂した21世紀型バレエ「不思議の国のアリス」3幕版をテレビ初放送。スケールアップした極上のエンターテインメント作品をお届け。
[内容]
 2011年に英国ロイヤル・バレエ団で、新しい全幕バレエとしては16年ぶりに初演された話題作。世界中の幅広い世代に愛され続けているルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を題材としたオリジナルストーリーをお届けする。2幕構成が3幕構成に改訂され、2017年に収録されたステージは、今回テレビ初放送となる。
 初演時と変わらずタイトルロールを務めたローレン・カスバートソンと、ハートのジャックを演じるフェデリコ・ボネッリのパ・ド・ドゥは大きな見どころの一つ。振り付けは、幅広い分野で才能を発揮するクリストファー・ウィールドン、音楽は映画やテレビ音楽を多く手掛けるジョビー・タルボット、美術・衣装にはトニー賞を幾度も受賞しているボブ・クロウリーと、そうそうたるアーティストが集結している。日本でも東京・新国立劇場バレエ団が2018月11月に初上演し、好評を博している。
<ストーリー>
 イギリスにあるアリス一家の自宅でホームパーティーが始まろうとしていた。アリス(ローレン・カスバートソン)は、恋する庭師のジャック(フェデリコ・ボネッリ)にジャム・タルトをプレゼントするが、タルトを盗んだとアリスの母親(ラウラ・モレーラ)に誤解され、ジャックは仕事をクビになってしまう。
 悲しむアリスを、一家の友人ルイス・キャロル(ジェームス・ヘイ)が慰めようとしたところ、不思議なことに彼はウサギに変身し、追いかけたアリスは深い穴に落ちていく。不思議な廊下に落ちたアリスが迷い込んだのは、母親にそっくりのハートの女王が支配する世界で、ハートの騎士の格好をしたジャックは女王のジャム・タルトを盗んだと疑いを掛けられていた。ジャックを救おうとするアリスの、不思議な国での冒険が始まる。

収録日/2017年9月、10月
収録場所/イギリス・ロンドン ロイヤル・オペラ・ハウス
スタッフ・キャスト/
 振付:クリストファー・ウィールドン
 音楽:ジョビー・タルボット
 美術・衣装:ボブ・クロウリー
 指揮:クン・ケセルス
 出演:ローレン・カスバートソン(アリス)、フェデリコ・ボネッリ(ハートのジャック)、ジェームス・ヘイ(ルイス・キャロル / 白ウサギ)、ラウラ・モレーラ(ママ / ハートの女王)、スティーヴン・マックレー(マジシャン / マッドハッター)

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