安部公房の傑作に気鋭の演出家が挑んだ舞台。出演は鈴木浩介、有村架純、林遣都、浅野和之、キムラ緑子、山崎一ら。“友達”って何?謎が謎を呼ぶ心ザワめく世界が広がる!
ある夜、ひとりの男(鈴木浩介)の日常に忍び寄る、見知らぬ“9人家族”の足音。祖母(浅野和之)、父母(山崎一、キムラ緑子)、3人兄弟(林遣都、岩男海史、大窪人衛)、3人姉妹(富山えり子、有村架純、伊原六花)からなる9人家族は、それぞれに親しげな笑みを浮かべ、口々に隣人愛を唱えながら、あっという間に男の部屋を占拠してしまう。男は何が何だか分からないまま、管理人(鷲尾真知子)、警察官(長友郁真、手塚祐介)、婚約者(西尾まり)、弁護士(内藤裕志)と、次々に助けを求め、この不条理な状況の説明を試みるがらちが明かない。しかも、彼らはどんどん、“家族の論理”に加勢していく流れに……。“9人家族”の目的は何なのか?どこからが日常で、どこからが非日常なのか?男を待ち受けるのは、悲劇なのか、はたまた救済なのか?
収録日・収録場所
- 2021年9月25日/東京 新国立劇場 小劇場
出演
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浅野和之
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山崎一
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キムラ緑子
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林遣都
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岩男海史
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大窪人衛
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富山えり子
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有村架純
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伊原六花
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鈴木浩介
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西尾まり
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内藤裕志
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長友郁真
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手塚祐介
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鷲尾真知子
スタッフ
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作安部公房
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演出・上演台本加藤拓也