1961年に初のリーダーアルバム『渡辺貞夫』を発表してから60年。日本が世界に誇るサックス奏者、渡辺貞夫の“原点”を彩ったエリントンのナンバーを奏でた一夜。
日本のジャズ/フュージョン・シーンの巨星・渡辺貞夫。2021年は彼が演奏活動を始めて70周年、初のリーダーアルバムを発表してから60周年に当たる。そんなアニバーサリーイヤーを締めくくる企画として、クリスマス公演が長野、兵庫、大阪、神奈川、東京の5カ所で開催された。その中から、東京公演の模様が放送される。公演タイトルにもあるように、このコンサートで取り上げたのは、デューク・エリントンのナンバー。「キャラバン」「A列車で行こう」などの名演で知られる、スウィングジャズの第一人者エリントンの作品を、世界の“ナベサダ”が自身のビッグバンドで取り上げるのは、バンドの結成初演以来、実に26年ぶりのこと。しかも、彼はバークリー音楽院時代のリハーサルバンドでもエリントンの楽曲を演奏していたという。渡辺の原点が奏でられた貴重な一夜をお見逃しなく。
収録日・収録場所
- 2021年12月12日/東京 Bunkamuraオーチャードホール
楽曲情報
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Tokyo Dating
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Things Ain’t What They Used to Be
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Just Squeeze Me
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Raincheck
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Mood Indigo
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Daydream
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3.10 Blues
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Upper Manhattan Medical Group
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Falling Like a Raindrop
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Chelsea Bridge
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Mendjani
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Passion Flower
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One for JOJO
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I'm with You
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Solitude
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Perdido
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Sonho de Natal
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Things Ain’t What They Used to Be
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他
出演
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渡辺貞夫(as)
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小野塚晃(piano)
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粟谷巧(bass)
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竹村一哲(drums)
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西村浩二(Trumpet Section)
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奥村晶(Trumpet Section)
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菅坡雅彦(Trumpet Section)
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岡崎好朗(Trumpet Section)
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村田陽一(Trombone Section)
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辻冬樹(Trombone Section)
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奥村晃(Trombone Section)
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山城純子(Trombone Section)
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吉田治(Sax Section)
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近藤和彦(Sax Section)
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小池修(Sax Section)
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竹野昌邦(Sax Section)
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竹村直哉(Sax Section)