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宝塚への招待 「誠の群像」(雪組2018年)
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7月25日(土)夜6:15
退団を発表した雪組トップスター望海風斗の主演舞台。幕末の動乱の時代に生きた新選組の副長・土方歳三の生きざまを描く。
司馬遼太郎の小説「燃えよ剣」「新選組血風録」を原案に、幕末の動乱に揺れる京都の治安維持を目的に結成された新選組の副長・土方歳三の生きざまを描く。1997年に麻路さきを中心に上演された作品を、退団を発表した雪組トップスター・望海風斗主演で21年ぶりに再演した舞台。時代の流れに逆らい武士としての誠を貫き、死に場所を求めて戦い抜いた土方と、彼とともに時代を生きた人々の姿を描いた群像劇をお届けする。
<ストーリー>
時は幕末、幕府によって浪士が集められ、不安定な状態が続く京都の町の治安維持を目的とした新選組が発足する。隊は当初、まとまりのない烏合の衆にすぎず、局長の近藤勇(奏乃はると)と、副長の土方歳三(望海風斗)は、新選組を統率のとれた武力集団に脱皮させる道を模索していた。そんなある日、土方は、新選組の屯所に刀を売りに来た武家の娘のお小夜(真彩希帆)と出会う。母の病気のため、名刀の偽物を近藤に売りつけるお小夜。土方はそれを偽物と見抜くが、あえて何も言わなかった。
その後、土方は新選組にふさわしくないと判断された隊士は幹部・平隊士の別なく切腹を命じると定められた「局中法度」に従い、厳しく対処していく。近藤、土方とは結党以来の同志である総長・山南敬助(彩風咲奈)は、そういった土方の冷酷とも思えるやり方に違和感を覚えるようになり、開明派の勝海舟(彩凪翔)に接近していく。
関連情報
収録日:2018年4月8日
収録場所:宮城 仙台銀行ホール イズミティ21
スタッフ・キャスト/
脚本・演出:石田昌也
出演:望海風斗、真彩希帆、彩風咲奈、彩凪翔、奏乃はると、夏美よう(専科)