古田新太、堤真一、高岡早紀ほか豪華キャストで送る「劇団☆新感線×宮藤官九郎」流時代活劇の決定版!ギャグ、サスペンス仕立ての物語の先に衝撃のラストが待っている。
宮藤官九郎が“いのうえ歌舞伎”の脚本に初挑戦したオリジナルの娯楽超大作時代活劇『蜉蝣峠(かげろうとうげ)』をお送りする。怒涛の大立ち回りや、笑いの中にも息をのむラストシーンに向けての伏線が盛り込まれた予測不可能な展開。そしてアウトローとしてしか生きられない人間たちのたくましさと悲しさが骨太に描かれる。【ストーリー】
荒涼とした街道、蜉蝣峠に、自分の名前以外の記憶がない謎の男・闇太郎(古田新太)が住み着いていた。ある日、闇太郎は元旅役者の銀之助(勝地涼)と出会い、その麓の街へと降りていく。そこは寂れてすさみ、ならず者が集まるろまん街だった。街では立派(橋本じゅん)が率いる立派組と、天晴(堤真一)が率いる天晴組による抗争が続いており、闇太郎は危うく抗争に巻き込まれそうになったところを盲目の老人・がめ吉(梶原善)に助けられる。
そんなとき、闇太郎は天晴組に囲われている女・お泪(高岡早紀)に声を掛けられる。お泪は闇太郎の幼なじみで結婚の約束をした仲だという。一方、天晴は闇太郎の腕を買い、組織に入るよう持ち掛け、立派組には跡取りのサルキジ(木村了)が江戸から戻り、抗争は激しくなっていく。さらに、ろまん街荒廃の原因となった25年前の通り魔殺人事件の謎が絡み、真実は次第に明らかになっていく。
収録日・収録場所
- 2009年4月1日/東京 赤坂ACTシアター
出演
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古田新太
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堤真一
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高岡早紀
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勝地涼
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木村了
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梶原善
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粟根まこと
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高田聖子
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橋本じゅん
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他
スタッフ
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作宮藤官九郎
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演出いのうえひでのり