これぞ、英国ロイヤルバレエ団の王道。世界にその名を知らしめた古典バレエの最高傑作、絢爛豪華な伝統の演目である「眠れる森の美女」をお届けする。
振り付けは、19世紀から20世紀初頭にかけて、ロシアのマリインスキー劇場でダンサーや振付家として活躍し、クラシック・バレエの礎を築いたとされるマリウス・プティパ。時代を超えて今もなお多くのバレエファンから愛されているチャイコフスキーの音楽とプティパの振り付けに合わせ、英国ロイヤル・バレエ団が誇るトップダンサー、プリンシパルたちが舞う。【ストーリー】
王ときさきの間に姫が生まれる。早速、洗礼式が行なわれ、姫の名付け親となる6人の妖精たちが国中から呼ばれた。洗礼式の後に開かれた宴会にも6人の妖精たちは出席。だが、そこにひとり年老いた妖精もやって来た。この妖精はすでに死んだか魔法に掛けられたと思われていたので、招かれていなかった。王は急ぎ年老いた妖精にも食事を振る舞う。だが、突然の来訪で準備が間に合わず粗末な食器となってしまい、年老いた妖精の怒りを買う。宴会では、妖精が生まれた子に言葉を贈る習わしになっていた。その言葉は現実になる力を持っているのだ。年老いた妖精は、姫に先のとがった糸巻きの道具に刺されて死ぬだろうと呪いを掛ける。それを聞いた6人の妖精のひとりが、死なず眠りにつくだけで100年後にある国の王子が姫を目覚めさせてくれると、呪いを完全に解くことはできなかったものの和らげてくれた。果たして十数年後、姫は長い眠りにつくのだった。
演目
- 「眠れる森の美女」
収録日・収録場所
- 2017年/イギリス・ロンドン ロイヤル・オペラ・ハウス
出演
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指揮クン・ケセルス
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出演マリアネラ・ヌニェス
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出演ワディム・ムンタギロフ
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出演クレア・カルヴァート
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出演クリステン・マクナリー
スタッフ
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演奏ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
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振付マリウス・プティパ