柄本佑、満島ひかり、吉沢亮ら出演。芥川龍之介の「羅生門」「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」などの代表作と芥川の人生そのものを絡ませ、一つの物語にまとめ上げた意欲作。
「生きるためならば罪を犯してもいいのか」を問うた、芥川龍之介の代表作の一つ「羅生門」を中心に物語が展開される舞台。失業中の下人が、かつらを作って生き延びるため、女の死体から頭髪を抜いていた赤貧の老婆に遭遇し、“悪に手を染めてでも生き抜く道を選択するまでのわずかな時間”に、彼の脳内で駆け巡った想いをステージ上で描き出す。芥川の小説「藪の中」「蜘蛛の糸」「鼻」や、芥川自身の人生も絡ませ仕立て上げた。【ストーリー】
嵐の中、羅生門にやって来た下人(柄本佑)は、女(満島ひかり)の死体の髪の毛を抜く老婆(銀粉蝶)に遭遇。下人は老婆に侮蔑の念を抱き彼女を追い払う。すると死んだ女が目を開き、下人に対して「変わらないね」と言い放つ。だが彼は女のことが思い出せず、女の記憶を捜す旅に出る。
旅の途中、象のように垂れ下がった鼻に劣等感を抱く内供(田口浩正)とその小姓(小松和重)らと出会う下人。そんな中、3人の旅人が殺人事件について語っているところに出くわす。それは、盗賊の多襄丸(柄本・2役)に捕らえられた武弘(吉沢亮)、真砂(満島・2役)夫婦についての話だった。武弘が殺害された状況について異なった証言をする旅人たち。そして下人は自分が何者なのか分からなくなり、悪夢にのみ込まれる。多くの巡り会いを重ね、もつれ合う無数の運命の糸。やがて、女の記憶を取り戻した下人は旅を終え、羅生門へと戻っていく。
収録日・収録場所
- 2017年9月14日/東京 Bunkamuraシアターコクーン
出演
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出演柄本佑
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出演満島ひかり
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出演吉沢亮
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出演田口浩正
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出演小松和重
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出演銀粉蝶
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出演江戸川萬時
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出演川合ロン
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出演木原浩太
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出演大宮大奨
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出演皆川まゆむ
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出演鈴木美奈子
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出演西山友貴
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出演引間文佳
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ミュージシャン青葉市子
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ミュージシャン中村大史
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ミュージシャン権頭真由
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ミュージシャン木村仁哉
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ミュージシャンBUN Imai
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ミュージシャン角銅真実
スタッフ
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原作芥川龍之介
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脚本長田育恵
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作曲・音楽監督阿部海太郎
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作曲・編曲青葉市子
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作曲・編曲中村大史
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作詞青葉市子
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演出・振付・美術・衣装インバル・ピント&アブシャロム・ポラック