世界最高峰のハンガリーリーグで日本人初の得点王となった銘苅淳(めかるあつし)。単身海外で奮闘する姿を発信し、日本のハンドボール界を啓蒙していく生きざまに迫る。
ハンドボールの本場欧州4大リーグの一つ、ハンガリー1部リーグで、2014−2015シーズンに20試合120得点を記録し、得点王に輝いた銘苅淳(めかるあつし)。もともと彼は、日本のハンドボールをメジャーにすべく、選手を育てる“最高の指導者”になるために単身渡欧した。また、トップリーグで自分が活躍すれば、日本でハンドボールが注目されるという夢を抱いての挑戦でもあった。そして、渡欧3年目に「得点王」という快挙を成し遂げる。しかし現地での報道や盛り上がりとは裏腹に、日本で銘苅の快挙はほとんど紹介されなかった。「これが現実ですね…」とつぶやく銘苅。そんな中、得点王にビッグクラブからのオファーが舞い込む。銘苅は夢を追い求め、ある決断を下し2015−2016の新シーズンを歩み出す。番組は世界最高峰の舞台で挑戦し続け、日本のハンドボール界の未来を思い描く銘苅の姿を伝える。
出演
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ナレーション西村和彦