ブラジル人サッカー選手のジエゴ・コスタ。スペイン国籍も持つ彼は、昨年ブラジル代表への招集を断り、スペイン代表でのプレーを選択。前代未聞の決断の真意に迫る。
2013年7月にスペイン国籍を取得したブラジル人サッカー選手ジエゴ・コスタが、母国ブラジル代表ではなく、スペイン代表を目指す異例の決断を下した背景を追うドキュメンタリー。ブラジル生まれ、ストリートサッカー出身のジエゴ・コスタ。16才でサンパウロにあるクラブチームの下部組織に入団するも、母国ではプロデビューが叶わず、ポルトガルへ。18才でスペインの名門アトレティコ・マドリードに移籍するが、レンタル移籍に出されて小さなクラブを渡り歩いてきた苦労人だ。2014年、25才の現在、破竹の勢いで躍進を遂げて過去最高のパフォーマンスを見せる彼の胸に去来する思いは、一体何なのか?母国開催のFIFA ワールドカップがあるにも関わらず、スペイン代表の道を選んだ決意とは?家族の葛藤、ブラジルのメディアの反応、スペインサッカー協会の関係者たちの証言などを紐解き、ジエゴ・コスタ自身のサッカー、スペインへの想い、その覚悟に迫る。