2013年、テニスの殿堂入りに加え、現役復帰を表明し世界を驚かせた元女王ヒンギス。その舞台裏をカメラが追う。2度の引退を経てみたび戦う道を選んだその覚悟に迫る。
1994年プロ転向。天才少女として頭角を現わし、グランドスラム通算15勝など輝かしい実績を誇るマルチナ・ヒンギス。2013年は彼女にとってまさに激動のシーズンとなった。2007年の2度目の引退以降、表舞台から遠ざかっていたものの、2013年春にロシア人選手、A・パブリウチェンコワのコーチとして現場復帰。7月にはテニスの殿堂入りも果たした。そして世界中を驚かせた、ダブルス選手としての現役復帰―。
グラフやセレスらがひしめいたトータルテニス期から、シャラポワらロシア勢を中心としたパワーテニス全盛期へとプレースタイルが目まぐるしく変わった女子テニス激動時代に、優れた技術と戦術でトップクラスであり続けたヒンギスはなぜ、みたび戦う道を選んだのか。長きにわたり「群雄割拠」「絶対女王不在」と言われる現代女子テニス界に、33歳となろうとする元女王は挑んだ。番組は彼女に独占密着し、その舞台裏を追った。
出演
-
出演マルチナ・ヒンギス
-
ナレーション本田貴子