ドキュメンタリー
ノンフィクションW 世界を酔わせたワイン醸造師 〜北海道のテロワールに魅せられて〜

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ノンフィクションW 世界を酔わせたワイン醸造師

アメリカから来日したワイン醸造家の情熱に迫る。栃木のワイナリーを日本有数の醸造所に育てた彼が北海道へ移住。理想のワイン作りに人生を懸け、試行錯誤する姿を追う。

アメリカ・ニューヨーク出身のワイン醸造師、ブルース・ガットラヴに密着する。ブルースは、醸造コンサルタントとして世界各地で活躍した後、1989年に栃木のココ・ファーム・ワイナリーに招かれ来日。2000年の九州・沖縄サミットや2008年の北海道洞爺湖サミットで彼のワインが振舞われるなど、数々の人気銘柄をリリースしてきた。
国産ワインの品質向上に貢献してきた彼の人生を変えたのが、“北海道のブドウ”。醸造技術がどんなに進歩しても、良いブドウなしに良いワインは生まれない。そして新天地を求めたブルースは、2009年から北海道に移住する。最高のワイン作りに人生を懸けたブルースの、夢に向かって努力を重ねるさまを追う。

ノンフィクションW 世界を酔わせたワイン醸造師

アメリカから来日したワイン醸造家の情熱に迫る。栃木のワイナリーを日本有数の醸造所に育てた彼が北海道へ移住。理想のワイン作りに人生を懸け、試行錯誤する姿を追う。

1989年に来日し、栃木の無名ワイナリーを日本有数のものへと育て上げたブルース・ガットラヴは、数々の人気ワインを送り出してきた醸造師だ。彼が衝撃を受けたのが北海道のブドウ。近年、北海道は温暖化の影響で欧州に似たブドウ栽培の適地として注目されている。だが、日本の法律で表示されるのはブドウ原産地ではなくワイン醸造地。「良いワインが造れるのは、良いブドウがあるからなのに…」ブルースはジレンマを感じる。
2009年、ブルースは北海道・空知地方への移住を決意。そこでブドウを作り、自ら醸造することにしたのだ。品種選定、土壌改良など準備を進め、醸造所の建設も始まった2012年、いよいよ勝負を懸けた初収穫の年を迎える。5月下旬に芽吹き、7月には小さな花が咲く。日照や風の通りなど自然の移り変わりを感じながら、“生きているブドウ畑”と向き合う日々。ブルースの遠大な夢が詰まった北海道ワインが、第一歩を踏み出す。
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