ドキュメンタリー
ノンフィクションW 太平洋に捧げるシェイクスピア ~生きつづける、東北のことばと~

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ノンフィクションW 太平洋に捧げるシェイクスピア

「ロミオとジュリエット」を東北弁で演じる東北地方の劇団に迫る。東日本大震災のため活動休止中だった彼らが、豊かさと脅威をもたらした「海」をテーマに再始動する。

シェイクスピア作品を東北弁を使って表現するオリジナル演劇で知られる、仙台の「シェイクスピア・カンパニー」を追うドキュメンタリー。東北学院大学の下館和巳教授を主宰・演出とするこの劇団は1993年に設立され、シェイクスピア作品に東北の文化を織り込んだ演劇を毎年1作品ずつ上演してきた。だが2011年3月の東日本大震災により状況は一変、劇団は活動休止に陥ってしまう。震災によってそれまでの日常生活を失った劇団員たちが再び集い、新しいメンバーとともに被災地で公演する様子を取材する。復興に向けて立ち上がるさま、そして震災が現地の人に及ぼしたものを掘り下げていく。

ノンフィクションW 太平洋に捧げるシェイクスピア

「ロミオとジュリエット」を東北弁で演じる東北地方の劇団に迫る。東日本大震災のため活動休止中だった彼らが、豊かさと脅威をもたらした「海」をテーマに再始動する。

“堅苦しい”と思われがちのシェイクスピア劇を東北弁で上演する「シェイクスピア・カンパニー」。1995年の初演から仙台を中心に活動し、ハムレットが題材の「破無礼」では約5000人の観客を動員するなど人気の高い劇団だ。だが2011年の東日本大震災により活動は休止に。依然として復興には遠い2012年5月、劇団の主宰、東北学院大学の下館和巳教授は被災地の人々が演劇を求めていると感じ、再始動を決意する。
メインの役者で集まったのは3人だったため、役者を募集し劇団は新たな一歩を踏み出す。震災後第1作に選ばれたのは、旗揚げ公演で上演した「ロミオとジュリエット」。原点に戻りながらも、震災を経て脚本・演出には何が盛り込まれるのか?番組では、新役者のオーディションや稽古風景など、2012年11月スタートの公演に向けて動く劇団員や公演を支えるスタッフたちに密着。エンターテインメントに希望を託す人々を追う。

出演

  • ナレーション
    伊達みきお(サンドウィッチマン)
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