女子ゴルフの世界最高峰LPGAで戦う宮里美香。2012年シーズンは、優勝できなければLPGAを撤退するほどの決意を持って臨んだ。世界一を目指す彼女の1年に迫る。
2004年に史上最年少の14歳で日本女子アマチュア選手権を制した宮里は、2008年に単身渡米。日本ツアーを経ずにアメリカツアーからプロに転向したことで注目を集めた。2010年には日本女子オープンでプロ初勝利を遂げ、2011年にはLPGAメジャー3大会でトップ10入りするなど、期待とともに2012シーズンを迎える。だが宮里を待っていたのは3戦連続の予選落ちなど、序盤戦の大不振だった。しかし彼女は技術面、メンタル面を修正し、8月のセーフウェイ・クラシックにて悲願の初優勝を飾る。本人やチームMIKAスタッフへの取材をもとにプロゴルファー宮里美香に迫る。