ドキュメンタリー
ノンフィクションW チャップリンのNGフィルム 〜世界初公開の映像から素顔に迫る〜

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ノンフィクションW チャップリンのNGフィルム

創作の場で徹底して完璧主義を貫いた喜劇王チャップリン。奇跡的に残された未公開のNGフィルムから、チャップリンが笑いをいかに追い求めたのか、創作の秘密に迫る。

世界中の人に愛された“喜劇王”チャールズ・チャップリン。彼は映画の創作の過程において秘密主義を貫き、制作現場の背景を、決して明かすことがなかった。膨大な量のNGフィルムが奇跡的に遺され現在は英国映画協会(BFI)で保管されているが、そのNGフィルムからは、チャップリンが作品づくりに苦闘した姿が浮かび上がってくる。チャップリンはなぜ創作過程を秘密にしたのか、彼にとって“笑い”“映画”とは何だったのか…。世界初公開の映像を含むNGフィルムと、チャップリンの遺族、研究者たちへのインタビューなどから、チャップリンの創作の軌跡を解明。彼の映画への情熱とその素顔を明らかにする。

ノンフィクションW チャップリンのNGフィルム

創作の場で徹底して完璧主義を貫いた喜劇王チャップリン。奇跡的に残された未公開のNGフィルムから、チャップリンが笑いをいかに追い求めたのか、創作の秘密に迫る。

サイレント映画期に登場するや映画を劇的に変え、数々の傑作を遺したチャールズ・チャップリン。その手法は、数限りない撮り直しを重ねて映画を練り上げていくものだった。膨大なNGフィルムはすべて焼却を指示。しかし、フィルムは廃棄を免れ、現在でも英国映画協会に保管されている。そこには撮影の途中で配役を入れ替え、物語の設定を変更するなど、チャップリンがアイデアを求めて試行錯誤する様子が収められていた。
世界を旅してガンジーとも会談したチャップリンは、西欧の植民地支配を風刺する映画の草稿も執筆、映画に社会的なメッセージを込めるようになる。これはアメリカからの事実上の追放につながるが、20年を経て晩年、アカデミー賞特別名誉賞を受賞。そのとき、幻の遺作「フリーク」を構想していた。映画と時代と向き合い続けたチャップリン。NGフィルムと関係者の証言により初めて明かされる、世紀の喜劇王の思いとは…。

出演

  • 出演
    クレア・ブルーム(映画「ライムライト」出演)
  • 出演
    マイケル・チャップリン(遺族、映画「ニューヨークの王様」出演)
  • 出演
    デヴィッド・ロビンソン(チャップリン研究家)
  • 出演
    大野裕之(日本チャップリン協会会長)
  • ナレーション
    山寺宏一
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