ドキュメンタリー
ノンフィクションW 触れる 感じる 壊れる絵本 ~造本作家・駒形克己の挑戦~

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ノンフィクションW 触れる 感じる 壊れる絵本

五感で“感じる”独創的な絵本で世界から注目される造本作家・駒形克己。フランスの美術学校からの依頼で彼が初めて挑む、手話言語による絵本の制作過程に密着する。

独創的な絵本や知育玩具を製作し、世界各国で高い評価を得ている造本作家・駒形克己。「ごぶごぶごぼごぼ…」といった濁音だけで造られた絵本、説明する文字が書かれていない絵本、角度を変えることにより見え方が変わる絵本など、彼の作品には子どもたちの想像力を刺激するシンプルな紙・色・形がちりばめられている。
そんな駒形の制作現場に約1年にわたり密着。感覚を大切にする独特なアプローチ、紙選びや印刷、製本工程まで、彼の創作活動をひも解いていく。

ノンフィクションW 触れる 感じる 壊れる絵本

五感で“感じる”独創的な絵本で世界から注目される造本作家・駒形克己。フランスの美術学校からの依頼で彼が初めて挑む、手話言語による絵本の制作過程に密着する。

オリジナリティあふれる絵本と、紙を使ったワークショップで世界中からオファーを受けている造本作家・駒形克己。電子書籍の普及で本もデジタル化が進む中、「紙が持つ、壊れるもろさにこそ無限の可能性が眠っている」と語る駒形は、新たな挑戦にフランスの美術学校から依頼された“手話の絵本”の制作を選ぶ。独立した言語である手話は、国や地域などによって種類や動作も異なる。
テーマを「オオカミ」「アヒル」「ゴリラ」といった動物を表わす手話に決めた駒形は、手話のリサーチのため韓国・ソウルのろう学校を訪れる。“感覚”を大事にする独特なアプローチ、制作にあたっての試行錯誤、各動物の感触を表現するための質感や色合いなどの紙選びへのこだわりなど、“手話”という音のない言葉を形にしようとする駒形の挑戦を追う。併せて、彼のワークショップの模様も紹介する。

出演

  • ナレーション
    原田知世
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