大航海時代の沈没船が眠るカリブ海を舞台に、財宝サルベージを手がけるメルフィッシャー社に密着。一攫千金に懸ける、現代版トレジャーハンターの冒険を描く。
海に沈む財宝船の宝を探す、メルフィッシャー社の挑戦に密着する。伝説的トレジャーハンターの祖父・メルの活動を引き継ぎ、1622年にフロリダ沖に沈んだスペインの財宝船アトーチャ号の財宝を探す33歳のショーン・フィッシャー。祖父・父の代からの捜索の実績から財宝の眠るポイントを割り出し、一区画ごとに探索を進める。大型装置で海底の泥を吹き飛ばし、金属探知機を持ったダイバーが海底を探っていく地道な作業だ。宝は簡単には見つからないが、発見すれば莫大な利益が得られるこの“事業”。ショーンは、日々投資を募り、現場では「Today Is the Day」の言葉で熟練のスタッフたちを奮い立たせる。彼を支えるのは、祖父が捜索を始めたアトーチャ号の残りの宝をすべて見つけたいという情熱だ。冬の到来を前に、今回の採掘作業にかけられるのは数日。勘と経験を頼りに、海底のロマンに挑んでいく男たちが見つけたものとは…?