『人的ミスも試合の一部である』ブラッターFIFA会長。許容されるミスと、減らす努力、プレッシャーとの戦い。サッカー国際審判員・西村雄一を通して描くサッカーと審判
レッドカード。50,000人の観衆が見つめる中、1人笛を持つ、主審・西村雄一。サッカーW杯2010年南アフリカ大会 準々決勝オランダvsブラジル戦、優勝候補同士が対戦する荒れた試合、彼は退場者を出した。(カードを出す瞬間に)「冷静になるのがわかった」と西村は振り返る。大音量のブブゼラを聞き続けるなどのメンタルトレーニングの成果だった。3年間毎日計測しFIFAに提出する心拍数データで「冷静になった瞬間」を証明、プレッシャーに負けない精神力を鍛え、肉体を磨くなど、日々努力するサッカー審判員の姿を追う。西村ら審判員、選手、関係者へのインタビューや、スポーツジャーナリスト・二宮清純の視点で切り込む、知られざる審判の世界。機械ではない「人の審判」にこだわるがゆえの様々なドラマ。サッカーと審判の関係を解き明かす。
出演
-
西村雄一(サッカー国際審判員)
-
二宮清純(スポーツジャーナリスト)
-
相楽亨(サッカー国際審判員)
-
佐藤隆治(サッカー国際審判員)
-
他