“見せないで魅せる”セクシーエンターテインメントショー「バーレスク」。19世紀から発展してきた歴史と、現代でもスターたちに影響を与える、色あせない魅力に迫る。
アメリカ・ラスベガスで1年に1度開催されるバーレスクダンサーの世界No.1決定戦「ミス・エキゾチック・ワールド」を日本初取材する。トップダンサーのダーティ・マティーニやミシェル・ラムールに、舞台裏からステージに至るまで密着。その妖艶なパフォーマンスを紹介するとともに、彼女たちが「魅せる」ために考えていること、ダンサーになるまでの波乱万丈な生き方について話を聞く。また、大恐慌時代から、米国民を癒し勇気づけてきたという、バーレスクの歴史もクローズアップ。85歳の現役ダンサー、“レジェンド”といわれるディクシー・エヴァンスにインタビューを敢行する。70年代に一時衰退し、その後90年代にはファッションやフェミニズム的視点からあらためて脚光を浴びてきたバーレスク。そのすべてを見てきたディクシーの話を通し、バーレスクの魅力をひもといていく。