バイオグラフィー

カサンドラ・ウィルソン


カサンドラ・ウィルソンは1955年12月4日アメリカ南部ミシシッピー州のジャクソンに生まれています。ジャズ・ミュージシャンの家庭に生まれた彼女ですが、青春時代のお気に入りは伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンや女性シンガー・ソングライターのジョニ・ミッチェルでした。1980年代、本格的にジャズ・ヴォーカリストの道を歩み始めた彼女は、ニューヨークでスティーブ・コールマン率いるジャズ・ファンク・バンドのメンバーとなり注目を集めるようになります。そして93年、ヴォーカリストとしての彼女の才能に惚れたブルーノート・レコードの社長ブルース・ランドバルは、彼女とソロ・ヴォーカリストとしての契約を交わします。こうして発表されたジャンルの枠をこえたアルバム「ブルー・ライト・ティル・ドーン」はロックやポップスのファンからも注目されるヒット作となり、次作の「ニュー・ムーン・ドーター」はグラミー賞の最優秀ジャズ・ヴォーカル部門賞を獲得しました。クールな歌声に隠された彼女の音楽への熱い情熱は、幅広い層の音楽ファンから支持を得ています。