バイオグラフィー

デイヴ・ブルーベック


デイヴ・ブルーベック(本名:David Warren Brubeck)は1920年12月6日、米国カリフォルニア州コンコードで生まれ。
4歳で母親からクラシック・ピアノのトレーニングを受け、13歳でディキシーランド・ジャズのローカル・バンドに参加。ストックトンのパシフィック大学で音楽を専攻。卒業後の兵役を挟んで46年にはオークランドのミルズカレッジに移り作曲法を学びます。51年にアルト・サックス・プレイヤーのポール・デスモンドとカルテットを結成。このバンドでカレッジ・コンサートを盛んに行い、全米の学生たちに支持されるようになります。56年にはドラマーがジョー・モレロに、58年にはベーシストがユージン・ライトに入れ替わり、カルテットの黄金期を迎えます。
そして59年、変拍子の曲をそろえた名アルバム「タイム・アウト」を制作。この中の曲、「テイク・ファイヴ」が翌年、シングル盤として大ヒットを記録します。このカルテットは絶大な人気を呼び1967年まで続けられ、ジャズ誌の人気投票で常に上位にランクされました。その後もブルーベックはメンバーを入れ替えてグループ活動を続けながら自身のプロジェクトも手がけ、リヴィング・レジェンドとして今尚、精力的に演奏活動を行っています。