イントロダクション
猟奇殺人事件の犯人と女性刑事の息詰まる攻防戦。張り巡らされた伏線、ちりばめられたミステリー、最後の最後まで仕掛けに満ちたノンストップ・クライムサスペンス。
作家・麻見和史の人気警察小説シリーズ「警視庁殺人分析班」。
リアリティあふれるストーリーに、サスペンス性とアクションを織り込み、
警察小説の新機軸を打ち立てたシリーズだ。その第1作を初めて映像化する。
二転三転する展開、張り巡らされた伏線、ちりばめられたミステリー、
そして、事件の驚愕の真相と犯人の真の目的がやがて明かされていくさまなど、
原作の世界観を忠実に再現。片時も目の離せない、
ノンストップ・クライムサスペンスドラマが誕生した。
主演は木村文乃。映画『イニシエーション・ラブ』に出演したほか、
今年の4月クールで連続ドラマ初主演を果たすなど、今、注目度抜群の木村が、
正義感が強い努力家である反面、経験が少なく危なっかしい面がある警視庁捜査一課
の刑事を演じる。監督は刑事ドラマの演出も数多く手掛けてきた内片輝。
脚本は『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が執筆する。
刑事だった父の後を継ぎ、警視庁捜査一課十一係の
刑事となった如月塔子(木村文乃)。
ある日、廃ビルの地下室で、床にセメントで塗り込まれた
死体が発見された。犯人は一体何故こんな殺し方をしたのか?
捜査会議が始まり、その最中に“トレミー”と名乗る犯人から
捜査本部に電話が入り、塔子が交渉相手となる。
殺人に関するヒントを提示しながら警察を愚弄・挑発する
トレミー。やがてトレミーから第二の犯行予告の電話が入る。
そして予告通り第二の犠牲者が出た。
被害者はまたもセメントで塗り固められていた。