とある大学の敷地から白骨遺体が掘り起こされる。
神奈川県警捜査一課の刑事・石川百合(吉田羊)と高木信次郎(永山絢斗)は先に現場にいた同僚の金子徹(光石研)、
立川大輔(滝藤賢一)と合流。
遺体と一緒に埋められていた学生証から被害者は橋本誠司(吉村界人)だと分かる。橋本は1971年に起きた、学生と機動隊が激しく衝突した横須賀暴動に参加した後、行方不明になっていた。
後日、捜査一課に橋本の娘と名乗る恵美(奥貫薫)が来訪。
恵美は、橋本と母は学生時代、過激派の活動家だったことを語る。恵美と母は、毎年橋本とおぼしき人物から送金を受けていたので今も彼がどこかに潜伏中だと考えた課長代理の本木秀俊(三浦友和)ら捜査陣は、送金用の封筒にある外国の消印に着目。
外国滞在期間が30年以上あるため失踪事件の時効不成立の可能性が浮上し、
捜査を始める。